ほかに書きたいネタがないわけではないのですが、今回もMLBでいきます。またしてもエンゼルス・大谷翔平が特大のホームランを打ったので。
現地時間6月14日(日本時間6月15日)、大谷はテキサス州アーリントンのグローブライフフィールドで行われた首位レンジャーズとの4連戦3戦目戦に「2番・指名打者」で先発出場。9回の第5打席で左中間へ特大の21号2ランを放ちました。これが2試合ぶりの一発で、打った瞬間、本人も手ごたえバッチリでしたね。〝確信歩き〟と〝バットフリップ〟はすっかり定番になった感じです。
大谷は第1打席から四球、見逃し三振、左前安打、二塁ゴロ、21号2ランで、4打数2安打1四球2打点。11試合連続安打で打率は.299と3割まであと一歩に迫っています。
しかし、エンゼルスは3ー6で敗れ、何日かぶりの〝なおエ〟となりました。アメリカン・リーグ西地区首位レンジャーズと3位エンゼルスのゲーム差は5.5。まだまだ逆転可能な数字です。また、仮に地区優勝を逃しても、ポストシーズンには各リーグとも、地区優勝3チーム(東地区・中地区_西地区)以外に、2位以下で勝率の高い3チーム(ワイルドカード)が進出できます。エンゼルスは現時点でワイルドカード争いで5位。こちらを狙うほうが現実的かもしれません。
日付変わって日本時間6月16日に行われるエンゼルス×レンジャーズ4連戦の4連戦目には、大谷が先発します。絶好調の打者・大谷と対照的に、投手・大谷は5月15日に5勝目を挙げたのを最後に4試合白星なし。今季の月別成績は次のとおりです。
登板 勝利-敗戦 投球回 被安打 奪三振 与四球 自責点 防御率
3月 1 0-0 6.0 2 10 3 0 0.00
4月 5 4-0 28.0 9 36 14 7 2.25
5月 5 1-1 31.0 23 44 11 14 4.06
6月 2 0-1 11.0 11 12 6 7 5.73
合計 13 5-2 76.0 45 102 34 28 3.32
3、4月は6試合で4勝0敗&防御率1.85、5月は5試合で1勝1敗&防御率4.06、6月は2試合で0勝1敗&防御率5.73と、月を追うごとに奪三振以外の数字がダウンしているのが気になります。くれぐれもムリはせず、休めるときは休んでほしいと思います。
今季はいっそのこと打者に専念、なんて話はまだ早いですね。大谷は今季、レンジャーズ戦は初登板。極力球数を少なく、大記録を達成してもらいましょう!