散髪は年1回。

雑記です。

3億円事件からちょうど50年。

 1968(昭和43)の12月10日、東京・府中市で3億円事件が発生しました。犯人が捕まることはなく、今日でちょうど50年となります。ワタシは生まれていましたが、幼稚園にもあがる前で、当然ながら事件の記憶は全くありません。ただ、小学生だった1975年(昭和50)年、3億円事件が公訴時効を迎えるにあたり、同じクラスのKくんがものすごく興奮してみんなに教えて回っていたのを覚えています。

 これまで、3億円事件はテレビドラマや漫画、小説、映画等で数多く取り上げられてきました。ワタシが印象に残っているのは、沢田研二が犯人を演じたテレビドラマ「悪魔のようなあいつ」(TBS)です。リアルタイムで見たのは夏休みの期間中だけでしたが、ジュリーの妖しげな魅力は、小学生のワタシにも十分伝わりました。その後、だいぶ経ってから、DVDで全話を見ました。「三億円事件 時効まで あと〇〇日」と最後に出てきたのを見て、そういえばこの展開だったな、と当時を思い出しました。

 ほかにも、3億円事件に関しては、いろいろと文献を読んだり、再現ドラマの映像を見たりしました。事件は大胆で鮮やかな手口としか言いようがありません。それにしても、真犯人は一体どんな人物だったんでしょうね。子ども心に、時効が成立したらもう捕まらないんだから名乗り出てきてもいいのに、と思った記憶があります。事件からちょうど半世紀が経過して、犯人が当時20代だとしたら、今は70代になるんですね。まだ身を潜めて生きているのか、それとも亡くなったのか。犯人は、もしかしたら周囲にいるかも……と妄想してしまう自分がいます。もし身近にいて、犯人だというウラがとれたら、ぜひ、個人的に話を聞いてみたいですね。

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今日は第2月曜日で新聞休刊日。朝刊は配達されないので、3億円事件に関する記事は見ることができませんでしたが、朝日新聞は前日日曜日の天声人語で取り上げていました。そして今日月曜日の夕刊には、関連書籍の全面広告(写真)が掲載されています。