散髪は年1回。

雑記です。

大相撲、平成最後の本場所開幕。

 日付変わって3月10日(この日は渥美清藤子不二雄Ⓐ、松田聖子の誕生日。いずれもワタシが大好きな人たちです)、大相撲平成最後の本場所となる三月場所が、大阪府立体育館エディオンアリーナ大阪)で始まります。

 一月場所の途中で横綱稀勢の里がついに引退し、見どころとしては大きな柱を失った気もしますが、ほかにも注目ポイントは多々あります。まずはもちろん、大関昇進に挑む東関脇・貴景勝です。去年十一月場所に13勝2敗で初優勝、先場所は11勝4敗で24勝。数字の上では、大関昇進の目安となる“三役で3場所合計33勝”まであと残り9勝に迫っています。2桁の勝ち星を挙げれば、昇進は間違いなさそうです。

 先場所、13勝2敗で初優勝した西関脇・玉鷲も、関脇で連続優勝を果たせば、当然大関昇進となるでしょう。ただし、ざっと調べてみたところ、初優勝から2場所連続優勝したのは、過去に稀勢の里朝青龍照國、千代ノ山、双葉山だけでした。5人は全員が横綱経験者です。玉鷲が快挙を達成したら、将来の横綱昇進は決まったも同然(!?)と言えます。

 大横綱白鵬も黙ってはいないでしょう。先場所は初日から10連勝しながら11日目以降に3連敗し、14日目に休場。今場所2日目の3月11日に34歳となりますが、報道を見るかぎり、体調は万全のようです。今年優勝すれば、自身の持つ連続優勝最多記録を14年に更新することになります。これも地味ながらスゴい記録ですね。

 さらに、先場所で途中休場から再出場し、3横綱を倒して殊勲賞に輝いた東小結・御嶽海、カド番の大関栃ノ心、休場明けの横綱鶴竜らも、優勝争いに加わる可能性は十分。三月場所はよく“荒れる”と言われますが、今場所も混戦になりそうな気配です。

 そして、記録好きとしては、大関・髙安に優勝してほしいと思ってます。髙安が優勝すれば、去年十一月場所の貴景勝、今年一月場所の玉鷲に続き、3場所連続で初優勝者が誕生することになるのです。もしそうなったら、2000年の一月場所・武双山、三月場所・貴闘力、五月場所・魁皇以来、19年ぶりとなります(1972年には4場所連続で初優勝者が生まれたことがあります)。平成生まれの力士の先頭を走ってきた髙安が、平成最後の本場所で初優勝する、というのは悪くないシナリオだと思いますが、どうでしょう。

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平成最後の本場所で、賜杯を手にするのは誰でしょうか?