散髪は年1回。

雑記です。

日本シリーズ、ソフトバンク3連勝。

 即位礼正殿の儀の日。今年にかぎりますが、祝日です。おかげで日本シリーズ第3戦を自宅でゆっくり、最初から最後まで観戦することができました。ワタシは日本シリーズが全試合ナイトゲームで行われることになった1994年以降、平日の日本シリーズはすべて職場のテレビで見ていました。それが自宅で見ることができるとは。ありがたかったですね。

 試合はホームの巨人が亀井善行の先頭打者ホームランで先制するも、ソフトバンクは2回表にグラシアルが同点アーチ。3回表にはデスパイネのタイムリーで2-1と勝ち越します。その裏、巨人は亀井の2打席連発で2-2の同点。2本とも見事なホームランでした。しかし、ソフトバンクは4回表に巨人守備陣のミスもあって、1死満塁から長谷川勇也の犠牲フライで再び勝ち越し。さらに柳田悠岐の押し出し、デスパイネの2点タイムリーでこの回4点を挙げます。

 4回裏、巨人は2死満塁としながら代打・重信慎之介が三振。このあとはチャンスらしいチャンスもなく、このまま試合は6-2でソフトバンクが完勝しました。テレビ観戦していて、巨人が勝てる気はしなかったですね。ワタシの目には、巨人のほとんどの選手がひ弱に見え、自信なさげに映りました。打者は打つ気配を、投手は抑え込む気配を感じませんでした。

 これでソフトバンクは初戦から3連勝。3年連続日本一まであと1勝です。過去、日本シリーズで初戦から3連勝したチームは16例あり、そのうち14チームは日本一に輝いています。引き分けをはさんだ3連勝を含めると、18例中15チームです。

 つまり、3連敗から4連勝したケースは以下の3回。

1958(昭和33)年 西鉄 ●●●〇〇〇〇  巨人
1986(昭和61)年 西武 △●●●〇〇〇〇 広島
1989(平成元)年 巨人 ●●●〇〇〇〇  近鉄

 令和元年の今年、巨人は平成元年に続くミラクルを起こすことができるでしょうか。第4戦の予告先発は、巨人が復活を期すエース菅野智之ソフトバンク和田毅と発表されています。平成元年の巨人は第4戦で日本シリーズ初登板の先発・香田勲男近鉄打線を散発3安打に抑えて完封勝ちし、流れを変えました。今回の菅野も、そうしたインパクトのあるピッチングを見せてほしいと思います。少なくとも、たった4試合で日本シリーズが終わってほしくはありません。第4戦、ワタシは仕事をしながらテレビの前にかじりつきます。

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今季、最も活躍した先発完投型の投手に贈られる2019年度の沢村賞は、19年ぶり5回目の「該当者なし」となりました。ある意味予想どおり、ですね。ワタシも今月上旬にふれましたが、今季、受賞するにふさわしい投手はいないと言わざるをえません。