散髪は年1回。

雑記です。

オリックス、3連勝でシリーズ制覇に王手。

 なんやかやで書き始めが4時過ぎ。サクサクいきます。まずはMLBワールドシリーズから。現地時間28日(日本時間29日)、テキサス州ヒューストンのミニッツメイドパークで行われたアストロズアメリカン・リーグ覇者)×フィリーズナショナル・リーグ覇者)の第1戦は、5-5で迎えた延長10回表、フィリーズがジェイコブ・テイラー・リアルミュートの本塁打で勝ち越し、6-5で勝ちました。

 この試合、3回まではアストロズが5-0とリード。痛い逆転負けで、今ポストシーズン初黒星です。でもまあ、まさかこのままズルズルいくことはないでしょう。もつれる展開を期待するワタシは第2戦、アストロズの勝利を願います。

 そして今日(10/29)、神宮球場で行われたヤクルト×オリックス日本シリーズの第6戦はオリックスが3-0で完封勝ち。第4戦から3連勝で対戦成績を3勝2敗1分けとし、イチローがいた1996年以来、26年ぶりの日本一へ王手をかけました。

 ワタシは自宅でプレイボールからゲームセットまでテレビ観戦。いや~ジリジリする展開でしたね。ヤクルト・小川泰弘、オリックス・山崎福也、両先発投手が好投し、5回まで両チームとも無得点。随所に好プレイが飛び出し、しばらく0-0が続きそうな気配が漂います。

 均衡が破れたのは6回表。オリックスは2死一、二塁から5番杉本裕太郎がライト前へタイムリーを放ち、1点を先制しました。ただ、このあとの2死満塁で追加点は奪えず。まだどうなるかはわかりません。

 しかし、オリックスの救援投手陣は強力でした。6回は23歳の宇田川優希、7回は38歳の平野佳寿、8回は24歳の山崎颯一郎がそれぞれ被安打ゼロで2三振を奪い、ヤクルト打線をねじ伏せます。見ていて惚れ惚れするピッチング。3人とも躍動していました。9回表にオリックスはヤクルトの抑え、スコット・マクガフから2点を追加し、3-0とリードを広げて9回裏へ。

 今シリーズの第2戦、ヤクルトは0-3で迎えた9回裏に内山壮真の3ラン本塁打で同点に追いつき、引き分けに持ち込んでいます。ワタシは一瞬そのことがアタマをよぎりましたが、もう流れは完全にオリックスでしたね。オリックスは5番手の28歳、ジェイコブ・ワゲスパックが3番山田哲人をレフトフライ、4番村上宗隆を三振、5番ホセ・オスナをセカンドゴロときっちり3人で抑え、そのまま逃げ切りました。

 この試合、ヤクルトの安打は初回先頭の塩見泰隆が放った1本のみ。日本シリーズで被安打1本以下に抑えられて敗れたチームは4度目です。

  年・戦   チーム  初安打選手(回)    相手     
2001年・第1戦 近鉄   北川 博敏(7回1死) ヤクルト    
2007年・第5戦 日本ハム  なし         中日
2020年・第3戦 巨人   丸  佳浩(9回2死) ソフトバンク
2022年・第6戦 ヤクルト 塩見 泰隆(1回無死) オリックス

 初回先頭打者の1安打だけはシリーズ史上初めてでした。過去の3チームはいずれも最終的にシリーズ制覇を逃しています。今年のヤクルトはどうでしょうか。

 今回のオリックスのように、2連敗(引き分け含む)後に3連勝したのは7チーム目になります。

1962年 東映     ●●△○○○→○ 阪神
1979年 広島     ●●○○○→●○ 近鉄
2000年 巨人     ●●○○○→○  ダイエー
2003年 阪神     ●●○○○→●● ダイエー
2011年 ソフトバンク ●●○○○→●○ 中日
2016年 日本ハム   ●●○○○→○  広島
2022年 オリックス  ●●○○○→?  ヤクルト

 過去6チームのうち、1962年東映、2000年巨人、2016年日本ハムは次戦で一気に決め、1979年広島と2011年ソフトバンクは3勝3敗の最終戦で勝利。連敗で逆転されたのは2003年阪神だけです。オリックスはどうなるでしょうか。ワタシはシリーズが史上2度目の第8戦、史上初の第9戦になるのも大歓迎です。

 いろいろ調べたこともあって、時刻はもう6時近し。第7戦、またしびれるゲームになることを期待して、寝ます。

オリックスバファローズの公式サイトからの画像です。割とあっさりしてますね。