世界野球プレミア12、スーパーラウンドの最終戦。侍ジャパンは韓国と対戦し、10-8の乱打戦を制しました。ワタシは自宅で最初から最後までテレビ観戦。日本シリーズやオールスターゲームと同様、開始からゲームセットまでON AIRしてくれるのはありがたいですね。まあ、視聴率を含めて、そうするだけの価値があるかどうかはわかりませんけど。
ゲームのスコアは次のとおりです。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
韓 国 0 0 1 5 0 0 2 0 0 8
日 本 0 1 6 0 2 0 1 0 × 10
3回裏に日本が6点取って7-1としたときは勝負あり、と思いましたね。ここで少しテレビの前を離れ、家の中で用事を済ませて戻ったら、7-6になっていてビックリしました。
日本は4回裏、チャンスを逃して無得点。5回表には2番手・大野雄大(中日)が3連続四球で無死満塁のピンチを招きます。5番チェ・ジョンは空振り三振で1死。続く6番カン・ベクホはカウント1-2からの6球目を打ってライトへ。こりゃ犠牲フライで同点だな、と覚悟しました。ところが、このあとの日本のプレイは見事でした。
ライトの鈴木誠也(広島)がランニングキャッチし、バックホーム。二塁手・外崎修汰(西武)がカットして捕手・甲斐拓也(ソフトバンク)へストライク送球、タッチアウト! テレビでは繰り返しリプレイが流れました。ワタシは三塁側からの映像が一番よかったです。三塁走者の動きと、守備側の流れが一目瞭然でしたからね。ただ、外崎が鈴木の送球を受けて甲斐に送球したプレイは、反転が逆だったような。ワタシの高校時代の監督なら苦言を呈しそうですが、これこそプロならではのプレイ、ということができますね。
日本は勝ったとはいえ、これで終わりではありません。本番はこれからです。日付変わって今日17日の日曜日、決勝戦で再び韓国と対戦。韓国には、前回大会の準決勝で9回表に4点取られて逆転負けしています。この借りを返し、ぜひ“世界一(というにはかなり疑問符が付く大会ではありますが)”になってほしいと思います。