試合時間、5時間3分。今日(10/23)、神宮球場で行われたヤクルト×オリックスの日本シリーズ第2戦は終盤にもつれ、延長12回の末に3-3で引き分けました。いや~見ていてしんどかったですね。ワタシは家の〝ノルマ〟が残っていたのに、ゲームセットまでとりかかることができず。サクッといきます。
試合は3回表にオリックスが2点を先取。5回にも1点を追加し、3-0とリードします。ヤクルトは8回裏に2死満塁としますが、オリックスの4番手、ジェイコブ・ワゲスパックがなんとかしのぎ、無失点。ワタシはこのままオリックスの勝利で終わってくれ、と願っていました。
が、そうはならなかったのです。ヤクルトは9回裏、先頭の宮本丈が右中間に二塁打を放つと、塩見泰隆が四球を選び、無死一・二塁。オリックスの5番手・阿部翔太は追い詰められている感じでした。それでも2点までなら大丈夫。と思っていたら、続く代打・内山壮真がなんと起死回生の同点3ラン! これにはまいりました。最後の最後までわかんないもんですねえ。
こうなるとヤクルトの押せ押せムード。しかし、このあとの阿部は見事でした。3番山田哲人をセンターフライ、4番村上宗隆をファーストゴロ、5番ホセ・オスナを空振り三振。試合は延長戦に突入です。
10回はオリックスが1死一・二塁、ヤクルトが2死一・三塁のチャンスを生かせず、11回はオリックス、ヤクルトとも先頭打者を出しながら無得点。ついに延長12回を迎えます。この回、オリックスは無得点だと勝ちがありません。2死走者なしからヒット、盗塁のあと、ヤクルトの8番手・木沢尚文の暴投で一気に二塁走者・佐野皓大がホームイン! よし、と思ったのもつかのま、投球がベンチに入り、ボールデッドで生還は認められませんでした。
結局、オリックスはこの回得点できず。その裏、ヤクルトは三者凡退で、引き分けに終わりました。オリックスにとっては痛恨の引き分け。追いついたヤクルトもここまできたら勝ちたかったところでしょう。フルでテレビ観戦していたワタシもドッときました。長かったですね。
日本シリーズ史上、引き分けは今回が9試合目。過去8試合の引き分けは、第3戦、第4戦、第3戦、第1戦、第4戦、第1戦、第6戦、第1戦なので、第2戦の引き分けは初めてとなります。移動日前の引き分けは、両チームにどんな影響を与えるでしょうか。
これでシリーズはヤクルトの1勝1分け。もし3勝3敗になったら、第8戦が実施されることになり、さらに第7戦までにもう1試合引き分けがあって3勝3敗なら、史上初の第9戦が行われます。ワタシはぜひ、そうなってほしい。3勝3敗2引き分けで迎えた第9戦、延長は無制限ですから、いっそのこと延長25回を戦って日本一が決まる、なんて展開を期待します。