今朝のスポーツ紙を見て驚きました。巨人の山口俊がポスティングでMLB移籍を目指すというのです。もし、ポスティングでMLB入りしたら、巨人では球団史上初、とのこと。どうやら山口が2016年にFAでDeNAから巨人入りした際、将来的にポスティングによるMLB移籍を認める条項があったみたいですね。また、巨人ではエースの菅野智之も近いうちに同システムでMLB移籍を目指すため、それにむけての前例として山口を容認した、という見方もあるようです。
これで今オフ、MLB挑戦を目指すのは筒香嘉智(DeNA)、秋山翔吾(西武)、菊池涼介(広島)に続いて山口が4人目。筒香と秋山は外野手、菊池は内野手で、山口は唯一の投手です。今季セ・リーグの最多勝(15勝)、最高勝率(7割8分9厘)、最多奪三振(188個)をマークしており、来年7月で33歳となりますが、山口を欲しい、というチームは出てくるでしょう。
ただ、あくまで個人的に、ワタシは山口がMLBで通用するとは思えません。前日のプレミア12、韓国との決勝戦に先発した山口は、先頭打者を四球で出塁させると、続く2番打者にホームラン。2死後、5番打者にも一発を浴び、1回3失点でマウンドを降りました。きのうも書きましたが、このときの山口はアップアップしてましたね。以前からワタシの目には、山口はメンタル的にもろいタイプにうつります。MLBでシーズンを通して実力を発揮するのは難しい、と言わざるを得ません。
まあワタシの目も当てにはならないですからね。もし山口がMLBで大活躍したら、素直に謝ります。とりあえず記録的に、今季マリナーズ入りした菊池雄星が残した成績(先発32、6勝11敗、161.1イニング、116奪三振、防御率5.46)を上回ったらよしとしますかね。