久しぶりのメジャーリーグネタでいきます。日本プロ野球から海外FA権やポスティングシステムでメジャー入りを目指す4人のうち、DeNA・筒香嘉智(外野手)はタンパベイ・レイズ(アメリカン・リーグ東地区)、巨人・山口俊(投手)はトロント・ブルージェイズ(同)入りが決まりました。残るは西武・秋山翔吾(外野手)と広島・菊池涼介(内野手)の2人。このうち、菊池にはまだ具体化した動きがないようですが、秋山は移籍先候補が絞られてきたようです。
各種情報によると、秋山と交渉しているのは、アリゾナ・ダイヤモンドバックス(ナショナル・リーグ西地区)、シカゴ・カブス(同中地区)、シンシナティ・レッズ(同)、タンパベイ・レイズの4チーム。ワタシの個人的希望としては、ぜひレッズに入ってほしいと思います。
というのもレッズは、メジャーリーグ現30チームの中で唯一、日本選手のメジャー出場がないチームなのです(今年8月、田澤純一がマイナ―契約を結びましたが、メジャー昇格はなりませんでした)。
マッシ―村上こと村上雅則が日本人初のメジャーリーガーとなったのが1964(昭和39)年。当時は20チームでした。野茂英雄が2人目となったのはそれから31年後の1995(平成7)年。以降、日本人メジャーリーガーは続々と誕生します。2015(平成27)年にイチローがマイアミ・マーリンズ入りして日本選手の全30チーム所属に“王手”をかけていました。
秋山のレッズ入りはなるのでしょうか。今後の展開に注目です。