散髪は年1回。

雑記です。

終わってみれば……白鵬V44。

 3連休の3日目。今日(3/22)はあったかいのを通り越して暑いぐらいでしたね。ただ、明日の月曜日は気温がグッと下がるようです。ワタシとしては汗をかかずに済みそうなのでありがたい、と言っておきます。

 さて。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため史上初の無観客開催となった大相撲三月場所は、今日が千秋楽でした。結びの一番で2敗同士の横綱白鵬鶴竜が直接対決。勝ったほうが優勝となります。

 千秋楽の相星決戦は、1場所15日制になった1949(昭和24)年五月場所以降、2013(平成25)年十一月場所の日馬富士白鵬以来、今回が39回目。前日も書きましたが、白鵬は過去の千秋楽相星決戦の結果がよくありません。2008(平成20)年一月場所で朝青龍に勝ったあと、同年三月場所で朝青龍、2012(平成24)年七月場所と2013年十一月場所で日馬富士に敗れ、3連敗中。そんなわけでワタシは、対戦成績で8勝41敗と大きく負け越す鶴竜にもチャンスはある、とみていました。

 が、白鵬はさすがでしたね。巻きかえの応酬から、最後は力強く寄り切り。千秋楽相星決戦に終止符を打ち、これで去年十一月場所以来2場所ぶり、最多記録を更新する44回目の優勝です。ほかにも、特記事項がいくつかあります。

▽35歳0ヶ月の優勝は年6場所となった1958(昭和33)年以降、3番目の年長記録。横綱で35歳を超えての優勝は、過去に千代の富士のみ

▽初優勝した2006(平成18)年から15年連続優勝で自身の持つ最長記録を更新(2位は大鵬の12年連続)

▽令和になって2回目の優勝を果たした力士は初

 異例となった今場所も、終わってみれば第一人者の横綱の優勝で幕を閉じました。とりあえず、15日間が無事に終わってよかったです。五月場所が通常開催といくのかどうか。こればっかりは祈るしかないですね。

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結びの一番の前、大関貴景勝大関昇進を目指す東関脇・朝乃山の対戦も注目の一番でした。結果は押し倒しで朝乃山の勝ち。今場所は11勝4敗で、大関昇進の目安とされる“三役で3場所通算33勝”には1勝届かなかったものの、相撲内容や安定した取り口などが評価され、どうやら事実上昇進が決まったようです。一方の貴景勝は7勝8敗で負け越し。五月場所はカド番となります。相撲ファンのワタシとしては、朝乃山の昇進を心から歓迎します。写真はテレビ画面から撮影しました。