大相撲五月場所は今日(5/25)が12日目。優勝争いの前に、まずは大関とりの東関脇・霧馬山にふれます。大関・貴景勝と対戦した霧馬山は、会心の相撲で圧勝し、今場所10勝目をマーク。大関昇進の目安となる「三役で直近3場所33勝」をクリアし、場所後の昇進を確実にしました。これで3場所続いた「1横綱・1大関」状態にようやく終止符が打たれることになります。
霧馬山は一月場所が小結で11勝4敗、新関脇の三月場所は12勝3敗で初優勝。今場所、大関とり最初のチャンスを見事にモノにしたわけです。現在一人大関の貴景勝以降、朝乃山、正代、照ノ富士、御嶽海と4人の大関が誕生しましたが、再昇進の照ノ富士が横綱になった以外、3人はいずれも優勝することなく、その地位を失いました(朝乃山は出場停止で陥落)。霧馬山にはまず、強い大関になってほしい。もちろん、一気に横綱へ駆け上がるのも一相撲ファンとして、大歓迎です。
さて。前日まで、優勝の可能性を残す3敗以下の力士は7人いましたが、今日で一気に4人まで減ってしまいました。
[1敗]照ノ富士
[2敗]霧馬山 朝乃山
[3敗]剣翔
この4人の13日目の取組は次のとおり。
剣翔 1 ------ 0 若元春
霧馬山 0 初顔合わせ 0 北青鵬
照ノ富士 5 ------ 0 朝乃山
やはり注目は結びの一番。大関経験者で東前頭14枚目・朝乃山が1差で追う横綱・照ノ富士と対戦します。4年ぶりの幕内優勝を目指す朝乃山は今日12日目、東関脇・大栄翔に敗れたのが痛いですね。ワタシは動画で確認しましたが、大栄翔の攻めに防戦一方。朝乃山の完敗でした。13日目、過去5戦全敗の照ノ富士から初勝利なるか。ここで照ノ富士が勝つと、6場所ぶり8回目の優勝はほぼ確実といっていいでしょう。
残り3日。誰もケガすることなく、無事に千秋楽を迎えてほしいです。
※なお、乗り換え駅での線路への落とし物チェックは今朝も継続。前日見かけた折りたたみの傘はそのままの状態でした。今後は動きがあったらお知らせします。