日本プロ野球は各チームとも50試合以上を消化しました。パ・リーグは今日（８／21）、同率首位で並んでいたソフトバンクとロッテが直接対決。ロッテが７－３で逆転勝ちし、パ・リーグ30勝一番乗りで単独首位に立ちました。８月に単独首位に立つのは、リーグ優勝した1970年以来、50年ぶりのようです（前・後期制だった1973～82年を除く）。
今シーズンのロッテは開幕戦で敗れたあと、２試合目から８連勝し、過去開幕２戦目から８連勝以上した４チームがすべて優勝していることから、〝Ｖ率100パーセント〟といわれました（こちら）。しかし、７月に10勝16敗と失速。一時は４位に転落し、ワタシはこのデータが今回で途切れる可能性が高いな、と思っていました。
ところがどっこい。８月に入って今日まで12勝４敗（２引き分け）と見事なＶ字回復です。ロッテはソフトバンクに強く、今シーズンはここまで５勝１敗１引き分け。実は昨シーズンも、ロッテはソフトバンクに17勝８敗と大きく勝ち越していました。ソフトバンクは昨シーズン、３年連続で日本一となりましたが、実質的な日本一はロッテだった、という見方もできます。
さらに、ロッテは21世紀に入り、2005年と2010年に日本シリーズを制しています。かなり強引な法則ですが、200〝５〟年から〝５〟年後の2010年に日本一ということは、20〝10〟年から〝10〟年後の今年2020年、日本一になってもおかしくありません。少なくともクライマックスシリーズに出場できる３位以内に入れば、そのチャンスが生まれます。今後のロッテ、要注目です。
