散髪は年1回。

雑記です。

新大関・正代、無念の休場。

 まずはMLBのネタから。投手最高の栄誉とされる今シーズンのサイ・ヤング賞が日本時間今日11月12日に発表され、アメリカン・リーグはシェーン・ビーバー(インディアンズ)、ナショナル・リーグはトレバー・バウアー(レッズ)が受賞しました。

 通算511勝を挙げた伝説の大投手サイ・ヤングにちなむこの賞は、MVPや新人王、最優秀監督賞と同じく、全米野球記者協会(BBWAA)所属記者の投票によって決まります。最終候補3人に入っていたアメリカン・リーグ前田健太(ツインズ)、ナショナル・リーグダルビッシュ有カブス)はともに2位で、日本投手初受賞はならず。それでも2人が見事なピッチングを見せたのは紛れもない事実です。来シーズンも大いに期待してよいでしょう。

 さて。タイトルのとおり、新大関・正代が大相撲十一月場所5日目の今日、休場届を出しました。3日目の西小結・髙安との一番で左足首靭帯を負傷。4日目はテーピングをして土俵に上がったものの、西前頭2枚目・大栄翔に初黒星を喫していました。正代の左足首は思った以上に重症だったようです。ワタシは正代がひいき力士なので休場を知ったときは正直、ガッカリしました。それでもムリはしてほしくありません。まずは治療に専念し、きっちりと治して来年一月場所に備えてほしいですね。

 今場所は白鵬鶴竜の両横綱が初日から不在で、大関・朝乃山も3日目から休場。2横綱大関のうち、土俵に上がるのは貴景勝ひとりだけになりました。貴景勝はここまで全勝をキープしています。ほかに5戦全勝は東小結・照ノ富士、東前頭14枚目・千代の国、同17枚目・志摩ノ海の3人。ワタシは照ノ富士が本命で、貴景勝が対抗とみます。

 そして、年間最多勝争いは、九月場所終了時点で1位の正代(45勝)と2位の朝乃山(43勝)がともに休場したため、同時点3位の貴景勝(38勝)にチャンスが出てきました。貴景勝は今日の勝利で43勝。今後休場しない、という条件付きではありますが、貴景勝初の年間最多勝利は濃厚といってよさそうです。

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正代はこれが初の休場です。新大関の休場は、現行のカド番制度となった1969年以降、去年五月場所の貴景勝以来9人目となります。