散髪は年1回。

雑記です。

職務に忠実なだけ、でしょう。

 新型コロナウイルスの感染者数は一向に減る気配を見せません。今日(11月11日)は国内で、8月8日以来の1500人超えとなる1547人の感染が確認された、とのこと。なんとまあ。より一層、感染予防を徹底する必要がありますね。

 ということで、相変わらずマスクは手放せません。私の職場がある建物は、入り口に「マスク未着用の方の入館はお断りしています」という貼り紙がしてあります。まあ当然といえば当然です。そして、入り口のゲートのところには制服・制帽のガードマン風の方がいて、出勤者、来訪者に目を光らせています。毎回同じ人ではなく、交替制です。

 今日のガードマンは、初めて見る人でした。ワタシよりはるかに若い男性です。すると、ワタシの前を歩いて先に入った人に対して、彼はボソッと「マスクは鼻までつけてください」と言ったのです。彼には申しわけないのですが、その言い方が独特で、思わず笑ってしまいました。

 ワタシはしっかりマスクで鼻を隠していたので、彼に声をかけられることなく、ゲートを入りました。そのまま職場のある方向に歩いていると、しばらくして再び「マスクは鼻までつけてください」という彼の声が聞こえてきました。それがやはり、笑ってしまうような言い方なんですね。決してイヤな感じではなく、ほんわかしてしまうような。

 ただ、彼は自分の職務に忠実なだけと思われます。「鼻を出してマスクをしている人には声をかけるように」と言われて、それを実行しているだけでしょう。彼もとやかく言われたくないですわな。

 とはいえ、また彼の言葉を聞きたくなっている自分もいます。次に彼がゲートに立つのはいつなのかはわかりませんが、もし見かけたら、わざと鼻を出して通ってみようかな、と不謹慎なことを考えてしまいます。まあ思ったより鼻を出してマスクをしている人は多そうですから、ワタシが出さなくても、聞くことができるかもしれませんね。近いうちにそのときが訪れることを願って、今夜は寝ます。

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さすがに彼の姿を撮ることはできなかったので、自分で鼻を出して撮影しました。鼻を出すと、確かに呼吸が楽になりますね。ワタシも夏場は鼻を出していたことが多かったです。