散髪は年1回。

雑記です。

夏の甲子園、2年ぶりに開幕へ。

 日付変わって8月10日、阪神甲子園球場で第103回全国高校野球選手権大会が開幕します。昨年はコロナ禍で中止となったため、2年ぶり。当初は9日の開幕予定でしたが、台風の接近による悪天候が予想されるため、1日順延となりました。

 今大会は、絶対的な優勝候補はなく、混戦になるものと予想されています。というのも、春のセンバツを制した東海大相模(神奈川)が、登録メンバーの新型コロナウイルス陽性判定を受け、神奈川大会の出場を辞退したためです。データ&記録好きとしては、史上8校目の春・夏連覇が断たれたことが残念でなりません。センバツで無失点だった東海大相模奪三振マシン、左腕エースの石田隼都のピッチングを、夏の甲子園でも見たかったです。

 まあ、そんなことを言っても始まらないので、今大会のチェックポイントをいくつか挙げてみます。

センバツからの連続出場となるのは北海(南北海道)、専大松戸(千葉)、東海大菅生(東東京)、県岐阜商(岐阜)、敦賀気比(福井)、京都国際(京都)、大阪桐蔭(大阪)、神戸国際大付(兵庫)、智弁学園(奈良)、広島新庄(広島)、明徳義塾(高知)、明豊(大分)、宮崎商(宮崎)の13校。この中で8強に進出した東海大菅生智弁学園、明豊(準優勝)の3校が優勝争いの軸になりそうですが、東海大菅生は1回戦で5度の優勝を誇る大阪桐蔭と、明豊も関東大会Vの専大松戸と対戦します。ここを乗り切ったほうが勢いに乗りそうです。

⚾ほかにも、1回戦でセンバツ出場校同士の対戦が県岐阜商×明徳義塾神戸国際大付×北海と2カードあります。好ゲームが期待されますね。

⚾2011年以降、優勝校は9年連続で関東勢か大阪勢から出ています。今回もこの傾向が続くのかどうか。そして、公立校の優勝は2007年の佐賀北が最後。2008年以降はすべて私立校が優勝しています。今大会も私立38校、公立11校と私立優勢。公立校の快進撃が見たいです。

⚾夏の大会で優勝経験がないのは、青森、岩手、秋田、宮城、山形、福島、山梨、新潟、富山、福井、石川、滋賀、岡山、鳥取、島根、長崎、宮崎、熊本、鹿児島の19県。それでも最近10年間をみると、2011、12年に青森、2013年に宮崎、2015年に宮城、2018年に秋田、2019年に石川が準優勝しています。今回、この19県から初優勝が出るかどうか。いきなり開幕戦で日大山形(山形)×米子東(鳥取)が激突するほか、近江(滋賀)×日大東北(福島)、日本文理(新潟)×敦賀気比(福井)、弘前学院聖愛(青森)×石見智翠館(島根)と、19県の直接対決が4つもあるのは少しもったいないですね。

 ……いろいろ書き連ねました。今大会から3回戦終了後に休養日が新設され、休養日は準々決勝、準決勝の翌日と合わせて3日となります。大会を通じて連戦が解消されるのはいい傾向ですね。

 ワタシはまたできるだけリアルタイムで見るつもり。自分の子どもより若い球児たちのプレイに、今年もワクワクドキドキするとしましょう。

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山の日の振り替え休日である今日8月9日は長崎原爆の日でした。平和祈念式典は、昨年同様規模を縮小して開かれたようです。画像はフリー素材からお借りした長崎の平和祈念像。ありがとうございます。