散髪は年1回。

雑記です。

盛岡大付・渡邊翔真、惜しかった。

 夏の甲子園、第103回全国高校野球選手権大会は今日(8/22)が9日目。2回戦の4試合が行われ、3回戦に進出する16校のうち15校が出そろいました(不戦勝や不戦敗もありましたが)。3回戦の対戦カードは次のとおりです。

 二松学舎大付(東東京)- 京都国際(京都)
  智弁和歌山(和歌山)- 高松商 (香川)
     三重(三重) - 敦賀気比(福井)
  石見智翠館(島根) - 日大山形(山形)
   日本航空(山梨) - 智弁学園(奈良)
   松商学園(長野) - 明徳義塾(高知)
 神戸国際大付(兵庫) - 長崎商 (長崎)
   盛岡大付(岩手) - 大阪桐蔭(大阪)×近江(滋賀)の勝者

 地区の内訳は、東北2、関東1、中部3、近畿6、中国1、四国2、九州1で、西日本勢が10校と、半分以上を占めます。特に近畿勢はここまで全勝。2回戦の最後、大阪桐蔭(大阪)×近江(滋賀)で、近畿勢初の敗戦校が決まるというわけです。

 そして、上記17校のうち、優勝経験のない県(19県)の代表校は、盛岡大付日大山形日本航空敦賀気比、近江、石見智翠館、長崎商の7校。ワタシは毎回、初優勝県が出てほしいと願っているので、ぜひ、勝ち上がってほしいところです。その意味では石見智翠館日大山形の直接対決は少しもったいない。まあ、どちらかは必ず8強に進出するのでよしとしますか。

 それにしても、今日の第4試合、沖縄尚学戦に先発した盛岡大付のエース・渡邊翔真は惜しかったですね。7回まで1人の走者も許さず、8回表も2死をとって完全試合まであと4人。ワタシも見ており、こりゃやるかもな、と思っていました。が、沖縄尚学の6番・大城稜雅にセンター前に運ばれ、初ヒット。夏の甲子園で初めてとなる完全試合を逃しました。

 この時点でスコアは2-0。まだまだどうなるかわかりません。しかし、渡邊は冷静でした。続く打者をショートゴロに打ち取り、流れを渡しませんでした。その裏、盛岡大付は2本のソロ本塁打で2点を追加し、4-0として9回表へ。渡邊は先頭打者を四球で出しますが、続く3人を三振、レフトフライ、三振で、結局1安打完封勝ち。これで初戦の鹿島学園(茨城)戦に続く2試合連続完封勝ちです。データ&記録好きにとっては、今後に大きな期待をかけたくなります。

 日程が順調に消化されれば、盛岡大付の次戦は3回戦、25日の第4試合。大阪桐蔭(大阪)×近江(滋賀)の勝者と対戦します。ここをどう乗り切るか。渡邊のピッチングが楽しみです。

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日刊スポーツのサイトからお借りした今日の試合の沖縄尚学のスコアテーブルです。1安打完封は1974年の金属バット採用後、夏の甲子園では渡邊が14人目(15度目/荒木大輔早実〉が2度記録)。なお、ノーヒットノーランは1998年決勝の松坂大輔(横浜、対京都成章)まで22人(23度)が達成しています。