散髪は年1回。

雑記です。

智弁和歌山、21年ぶり3度目のV。

 夏の甲子園、第103回全国高校野球選手権大会が幕を閉じました。今日(8/29)決勝が行われ、智弁和歌山(和歌山)が9-2で智弁学園(奈良)を撃破。決勝では初めて系列校同士の対戦となった「智弁対決」を制して、2000年以来、21年ぶり3度目の優勝を飾りました。

 ワタシは自宅でテレビ観戦。前日も書いたように、特にどちらにも思い入れはないので、とにかく面白いゲームを見せてくれ、とだけ願っていました。ゲームは初回から動きます。1回表、智弁和歌山は1番宮坂厚希がサイレンの鳴りやまないうちに初球を打ってセンターへ二塁打、2番大仲勝海もライト前に運んで無死一・三塁。3番角井翔一朗が三振に倒れたあと、4番徳丸天晴がセンターへの犠牲フライで1点を先制します。さらに5番岡西佑弥がライト前ヒットで2死一・三塁とし、6番渡部海のセンターへの二塁打で2-0。7番高嶋奨哉もレフト前へ2点タイムリーを放ち、4-0とし、8番伊藤大稀のライトフライでようやくチェンジとなりました。

 この初回の4点で、大勢は決まってしまった感じです。2回裏、智弁学園は2点を返しますが、ランニングホームランを狙った8番谷口綜大が本塁でタッチアウトとなり、3点目はならず。惜しかったです。

 3回から5回までは両チームとも無得点。6回表、智弁和歌山智弁学園のエラーに端を発し、1点を追加、5-2とリードを広げます。ここでワタシは16時から用事があったので、やむなく見るのを中断、家を出ました。

 あとで結果を見たら、智弁和歌山は7~9回にも得点を挙げ、最後は9-2で圧勝。ある意味、納得です。智弁和歌山は2回戦が不戦勝で、ここまで3試合しか戦っていませんでしたから、5試合戦ってきた智弁学園とは疲労度でかなり差がありました。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で2年ぶりの開催となった今大会は、異例づくめでした。感染防止のため、ほぼ無観客での実施。選手が感染した2校が大会中に出場を辞退し、史上初の不戦勝・不戦敗が記録されました。さらに、天候不良で順延は過去最多となる計7度。決勝は大会史上最も遅い8月29日にずれ込みました。

 来年以降はセンバツも含めて、通常開催といくかどうか。いろいろと課題が浮き彫りとなったことで、少しでもいい方向に向かってくれるとよいですね。

 ……時刻は深夜0時を回ったところ。日付が変わるだいぶ前に書き始めたこともあって、ワタシにとっては最速の更新となります。なんとなく、気分がいいですね。たまにはこういう日がないと。おやすみなさい。

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今回の画像はSportsnaviさんのサイトからお借りしました。智弁和歌山は「和智弁」と表記するんですね。そういえば甲子園のバックスクリーンの表示も「和智弁」でした。「智弁和」にしないのは何か理由があるんでしょうか。