ある程度覚悟していましたが、予想以上に仕事がハードで、休み明けからもうヘロヘロです。火曜日もまたしんどくなりそうな気配が濃厚。日本プロ野球ネタでサクサクいきます。
今日(10/25)行われたのは、パ・リーグの優勝争いに絡むロッテ×ソフトバンクと楽天×オリックスの2試合。忙しい中、ネットで経過を追っていましたが、最後はソフトバンク15-7ロッテ、オリックス4-0楽天と、オリックスの優勝を願うワタシとしてはナイスな結果となりました。
オリックスは今季最終戦を終了。ロッテは残り3試合でマジック3のままです。つまり、ロッテがオリックスを上回るには、3戦全勝か2勝1分けが必要になります。いや~しびれますね。果たしてロッテは〝負けたら終わり〟の3試合をどう乗り切るでしょうか。
それにしても、今日のオリックス・山本由伸のピッチングは圧巻だったようですね。被安打4、奪三振7、与四球1、122球で完封勝ち。これで球団新記録の15連勝達成です。5月28日のヤクルト戦から負け知らずでレギュラーシーズンを終えました。
今季の山本はデータ&記録好きにとってはたまりません。シーズン15連勝以上は2013年田中将大(楽天)以来、9人目(10度目)。連勝期間中の防御率は0.91で、15連勝以上で防御率0点台は1940年須田博(巨人/18連勝・防御率0.55)、1957年稲尾和久(西鉄/20連勝・防御率0.91)以来3人目です。
そして山本は今季、最多勝、完封、勝率、奪三振、防御率の5部門すべてでトップに立ち、〝投手5冠〟を確定させました。こちらは下記のとおり、史上8人目となります。
年度 選手名 (所属) 勝数 完封 勝率 奪三振 防御率
1937春 沢村 栄治(巨人) 24 7 .857 196 0.81
1938秋 スタルヒン(巨人) 19 7 .905 146 1.05
1943 藤本 英雄(巨人) 34 19 .756 253 0.73
1954セ 杉下 茂(中日) 32 7 .727 273 1.39
1959パ 杉浦 忠(南海) 38 9 .905 336 1.40
1981セ 江川 卓(巨人) 20 7 .769 221 2.29
2006パ 斉藤 和巳(ソフトバンク) 18 5 .783 205 1.75
2021パ 山本 由伸(オリックス) 18 4 .783 206 1.39
もう、いまの山本は無敵と言っていいですね。今季のパ・リーグMVP&沢村賞は間違いないでしょう。オリックスにはぜひ、クライマックスシリーズを勝ち上がり、日本シリーズに進出してほしいと思います。山本のシリーズでの雄姿をぜひ、見たいです。