散髪は年1回。

雑記です。

中日・大野雄大、延長で完全試合逃すも勝利投手に。

 4日ぶりの出勤日。連休中の疲れがきたのか、夕方以降、眠くて眠くてたまらず、意識が朦朧としていました。もうヘロヘロでアタマもまわらず、ほぼ寝ていた、と言っていいかもしれません。なんとなく、体調がよくない気もするので、この土日は静養に務めようと思います。

 さて。今回は何日かぶりで日本プロ野球ネタです。ワタシも含め、ベースボールファンが今日(5/6)注目していたのは、ロッテ・佐々木朗希とソフトバンク・千賀滉大の投げ合いだったと思われます。今年4月に完全試合を達成した佐々木と、2019年9月にノーヒットノーランをマークした千賀の直接対決。期待は高まっていました。ワタシはネットで経過を追います。しかし、ともに初回から複数安打を浴び、大記録達成とはいきませんでした。

 結果は延長10回、5-3でロッテの勝ち。佐々木は6回を投げて被安打6、奪三振11、与四球1、失点&自責点1と勝利投手の権利をもって降板しましたが、救援が追いつかれ、4勝目はなりませんでした。一方の千賀は5回を投げて被安打8、奪三振5、与四球2、失点&自責点3も、敗戦投手を逃れています。

 このロッテ×ソフトバンク戦よりしびれる展開になったのが、バンテリンドームで行われた中日×阪神戦です。中日・大野雄大阪神・青柳晃洋の両先発投手が好投を見せ、7回まで大野はひとりのランナーも許さず、青柳も被安打1で無四死球の無失点。この試合、NHKのBS1で生中継していましたが、見る余裕がなかったので、ワタシはネットで追うしかありません。ワクワクしながらチェックしました。試合展開もスピーディーでしたしね。

 その後も大野はパーフェクトを継続。ただ、スコアは0-0のままです。中日は8回裏、2死一・三塁とし、打席には大野。えてしてこういう巡りあわせになるんですねえ。ここで打ったらまさに独り舞台となります。しかし、センターフライに倒れて得点を挙げることはできず。試合は9回に突入します。

 大野は阪神打線を三者凡退に抑え、9回までひとりの出塁も許しませんでした。その裏、中日が点を取れば完全試合達成です。が、中日の攻撃も三者凡退に終わり、試合は延長戦へ。10回表、大野は2死をとり、この回も乗り切ると思われました。しかし、阪神の3番・佐藤輝明に二塁打を浴び、完全試合達成はならず。ワタシもネットでそのことを知り、力が抜けました。

 それでも、大野は続く4番・大山悠輔をセカンドフライに打ち取り、無失点。試合は10回裏、中日がサヨナラ勝ちし、大野は1安打完封(許した走者がひとりだけの準完全試合)で今季2勝目をマークしました。

 延長で完全試合を逃したのは、2005年8月27日の楽天戦で10回無死から安打を許した西武・西口文也以来、史上2人目となります。西口もチームが延長10回にサヨナラ勝ちし、大野と同じ1安打完封勝利。さらに、西口、大野とも9月26日生まれ(西口は1972年、大野は1988年)といいますから、あまりの偶然に笑ってしまいます。

 ということでデータ&記録好きとしては残念な結果に終わりましたが、2022年のプロ野球は投手優位のシーズンになりそうな気配です。近いうちにまた大記録&快記録の瞬間が見られるかもしれません。そのときを待ちましょう。

中日×阪神戦、阪神のスコアテーブルです。日刊スポーツのサイトからお借りしました。なお、ネットに出ていたのですが、この試合の球審を務めた橘高淳審判員は、ロッテ・佐々木朗希が4月10日のオリックス戦で完全試合を達成したときの球審で、惜しくも〝1シーズン2度の「完全試合球審」〟とはなりませんでした。