散髪は年1回。

雑記です。

ジャッジ61号! 〝村神様〟56号はまたおあずけ。

 現地時間9月28日(日本時間29日)、ヤンキースの主砲アーロン・ジャッジがカナダ・トロントのロジャースセンターで行われたブルージェイズ戦の7回表、今季61号ホームランを放ちました。これが60号を打ってから8試合ぶりの1発。ついに、というかようやく、というか、1961年にロジャー・マリスヤンキース)がマークしたアメリカン・リーグ記録に肩を並べました。

 リアルタイムで見ることができなかったワタシは動画で視聴。見事な当たりでしたね。そして、今回記録を作ったジャッジとマリスとの数字の因縁が、いくつもの偶然に彩られていることが判明。データ&記録好きでなくても、へえ~と思うはずです。

〈2人の記録が作り出した数字が、美しい対称性があるとして話題になっている。マリスの61号が出たのは1961年。そこから61年後の2022年にジャッジが記録に並んだ。マリスのヤンキース時代の背番号は9で、ジャッジは99。両者ともに主に右翼(守備位置は9)を守っている〉(日刊スポーツ)

 ワタシも、マリスが1961年に61号を打ったこと、マリスの背番号が9でジャッジは99であることにチェックは入れていました。ただ、今年が1961年から61年後であることに気づいておらず、2人が主にライトを守っていたこともノーマークでした。こうした記事がワタシは大好きです。

 ジャッジは打率(.3134)・本塁打(61)・打点(130)の3部門で依然としてアメリカン・リーグのトップをキープ。ただ、打率は.3133で2位のルイス・アラエス(ツインズ)とわずか1毛差です。ヤンキースのレギュラーシーズン残り7試合。本塁打のリーグ記録更新&三冠王の両方を手中にすることができるでしょうか。

 一方、日本球界で本塁打記録更新と三冠王を狙うヤクルトの〝村神様〟こと村上宗隆は今日、マツダスタジアムで行われた広島戦で二ゴロ、三振、三振、右安打、三振の5打数1安打。これで村上は王貞治らに並ぶ史上2位タイの55号本塁打を放ってから、12試合、53打席本塁打なしです。それでも、第4打席は18打席ぶりの安打で、打率は.317。2位の大島洋平(中日)が4打数ノーヒットで.314に下げたため、その差は3厘差に広がりました。

 本塁打(55)と打点(132)は2位を大きく引き離しているので、三冠王獲得への関門は打率ということになります。ヤクルトの残りは3試合。日米2人のスラッガーから、最後まで目が離せません。

MLB公式サイトは当然、ジャッジの61号がトップ。このあと、リーグ新記録となる62号はいつ飛び出すのか。周囲の期待は高まるばかりです。