散髪は年1回。

雑記です。

「将棋界の一番長い日」の結果。

 まずは少しゾワっとしたことから。ワタシはまったく宗教に興味がないのですが、今日(3/2)の午後、〈幸福の科学創始者で総裁の大川隆法氏(66)が死去 都内の自宅で倒れる〉(FNNプライムオンライン)とネットに出ていたのを読んで、ビックリしました。3月2日がオウム真理教教祖・麻原彰晃こと松本智津夫の誕生日だということを知った直後だったからです。まあ単なる偶然、意味があるとも思えないので、深く考えるのはやめておきます。

 さて。本題です。3月2日午前9時、第81期将棋名人戦・A級順位戦の最終9回戦が静岡市葵区の料亭「浮月楼(ふげつろう)」で5局一斉に始まりました。毎回深夜の決着が見込まれるA級最終戦はファンの間で「将棋界の一番長い日」と呼ばれます。例年ならB級1組への降級者が誰になるかが焦点になるのですが、今期はすでに2人が決定済み。しかし、渡辺明名人(棋王と合わせ2冠)への挑戦者争いは、6人に可能性が残されていたので、ワタシも大いに気にしていました。

 5局の結果は次のとおりです。

   先手             後手
藤井 聡太竜王(7勝2敗)-●稲葉  陽八段(4勝5敗)
●菅井 竜也八段(5勝4敗)-〇広瀬 章人八段(7勝2敗)
斎藤慎太郎八段(5勝4敗)-〇永瀬 拓矢王座(6勝3敗)
〇豊島 将之九段(6勝3敗)-●佐藤 天彦九段(3勝6敗)
●糸谷 哲郎八段(1勝8敗)-〇佐藤 康光九段(1勝8敗)

 7勝2敗で藤井竜王(王位・叡王・王将・棋聖と合わせて5冠)と広瀬八段が並び、渡辺名人への挑戦権をかけて3月8日にプレイオフを戦うことになりました。どちらが勝っても、ともに初の名人挑戦権獲得となります。

 世間は藤井竜王の勝利を願っているんでしょうね。確かに、藤井竜王が勝てばさまざまな最年少記録がかかります。

・20歳8ヶ月での名人挑戦は1960年の加藤一二三九段(83)の20歳3ヶ月に次ぐ2位

・七番勝負を制し、名人位を奪取した場合、谷川浩司十七世名人(60)が1983年に打ち立てた21歳2ヶ月の最年少名人を40年ぶりに更新

・現在、藤井竜王棋王戦5番勝負で連勝中と、史上最年少の6冠獲得まであと1勝に迫り、さらに名人挑戦で同7冠獲得の可能性
 
 正直、ワタシは藤井竜王に好感を持っていないのですが、その圧倒的強さは認めざるをえません。スゴすぎです。データ&記録好きとしては、最終的にタイトル8冠独占の可能性は大いにあると見ています。

 藤井竜王は今回のチャンスを生かすことができるでしょうか。ちなみに藤井竜王と広瀬八段の過去の対戦成績は藤井竜王の10勝3敗。今期のA級順位戦では去年11月14日の5回戦で対戦し、藤井竜王が勝っています。広瀬八段はどんな作戦で臨むのか。リアルタイムで見られないのが残念でなりません。

例によって「かわいいフリー素材集 いらすとや」さんからお借りしています。トータルで何回目でしょうか。毎度毎度、ありがとうございます。