なんやかやあって、また大谷翔平ネタです。6月12~18日に打率.435、6本塁打12打点と爆発的猛打を記録し、さらに15日には勝利投手。文句のつけようがない成績で日本選手最多タイの5度目の週間MVPに輝いたエンゼルス・大谷翔平がいったん〝小休止〟となりました。
現地時間6月20日(日本時間6月21日)、大谷は本拠地エンゼルスタジアムでのドジャース戦に「2番・指名打者」で先発出場。エンゼルスは前日試合がなかったので、これが2日ぶりの試合でした。大谷は4打数ノーヒットに終わり、連続試合安打が「15」、連続試合出塁は「22」でストップ。間が1日空いた影響もありましたかね。
ドジャースの先発はエースの左腕クレイトン・カーショウ。これまで、MVP1回、サイ・ヤング賞3回を受賞し、通算205勝(試合前まで)を誇る大投手です。大谷はカーショウから昨季のオールスターでセンター前にヒットを放ちましたが、公式戦では通算8打数ノーヒット。それでも、今の大谷ならカーショウを打ち崩すことができるはず……ワタシ以外にもそう思っていた人は多かったでしょう。
しかし、カーショウから安打を奪うことはできませんでした。今日の打者・大谷の結果です。
[第1打席]1回1死走者なし 左飛
[第2打席]4回先頭打者 空三振
[第3打席]6回1死一塁 左飛球
[第4打席]8回1死走者なし 空三振
カーショウと対戦したのは第3打席まで。大谷はカーショウにトータルで11打数ノーヒットとなりました。まさに〝天敵〟といえます。さすがの制球力と投球術を披露したカーショウは、シーズン9勝目(4敗)、通算206勝目(91敗)。今年3月で35歳とあって、勝利数はまだまだ上積みするでしょう。将来の殿堂入りも間違いなし。データ&記録好きにとって、カーショウは避けてとおれない投手のひとりです。
エンゼルスは0-2で完封負けを喫し、アメリカン・リーグ西地区首位レンジャーズとは5.0ゲーム差の2位、ワイルドカード争いではオリオールズ、ヤンキースに次いで3位。ポストシーズン出場圏内にはつけていますが、シーズンは半分以上残っているし、ぜひ地区優勝を目指して喰らいついてほしいと思います。
日付変わって日本時間6月22日、ドジャースとの2戦目は投手・大谷が先発します。投打でまた度肝を抜く活躍を見せてくれることを期待して、今夜は早めに寝ます。おやすみなさい。