散髪は年1回。

雑記です。

大相撲三月場所、三役陣は大関への足固めを。

 書き始め、4時半過ぎ。帰宅後に少しだけ、と横になっていたらぐっすりと寝込んでいました。金曜日の夜というのにトホホです。気を取り直して、何日かぶりの大相撲ネタでいきます。

 好角家を自負していながら、このところWBCにどっぷり浸かっていたため、開催中の大相撲三月場所にはあまり真剣にチェックを入れていませんでした。今日(3/24)が13日目。昭和以降では初めて横綱大関不在の場所となりましたが、優勝争いは盛り上がっていますね。

 V争いのトップに立つのは、11勝2敗の東小結・大栄翔。今日は西前頭4枚目・明生に完勝しました。初日から10連勝した西前頭5枚目・翠富士は西関脇・豊昇龍に敗れて11日目から3連敗。初優勝を意識したか、ここにきて動きが固くなっている感じです。幕内最小兵(171センチ・117キロ)の体で土俵を盛り上げた翠富士には、なんとか踏ん張ってほしいところですが、14日目は大栄翔との直接対決が組まれました。過去の対戦成績は1勝1敗。スピード感あふれる好勝負が期待されます。

 翠富士と同じく3敗で大栄翔を追うのが、東関脇・霧馬山と東小結・若元春の2人。優勝はこの4人の中から出そうですね。

 そして優勝争い以外に、〝大関昇進レース〟も見逃せません。現在、大関貴景勝ひとりだけで、綱とりとなった今場所はケガで途中休場するなど、安定感に欠けます。貴景勝には失礼ながら、あまり多くは望めないかもしれない。一刻も早い次の大関誕生を願うワタシとしては、なるべく多くの力士に今場所を大関とりへの足固めにしてほしいのです。

 大関昇進の目安は、「直近3場所を三役で33勝」とされています。今場所の役力士6人(西小結・翔猿は今場所すでに負け越しているので除外)の最近の成績を見てみます。

    令和4年九月 令和4年十一月 令和5年一月 令和5年三月
大栄翔 7勝8敗    7勝8敗    10勝5敗   11勝2敗
   (東関脇)   (西関脇)   (西前頭筆頭)(東小結)   

霧馬山 9勝6敗    8勝7敗    11勝4敗   10勝3敗
   (西小結)   (西小結)   (東小結)  (東関脇)

若元春 10勝5敗    10勝5敗    9勝6敗   10勝3敗
   (東前頭6枚目)(東前頭4枚目)(西小結)  (東小結)

豊昇龍 8勝7敗    11勝4敗    8勝7敗   9勝4敗
   (西関脇)   (西関脇)   (西関脇)  (西関脇)

琴ノ若 8勝7敗    9勝6敗    8勝7敗   9勝4敗
   (東前頭2枚目)(西前頭筆頭) (西小結)  (西小結)

若隆景 11勝4敗    8勝7敗    9勝6敗   7勝6敗
   (東関脇)   (東関脇)   (東関脇)  (東関脇)

※令和5年三月場所は13日目時点。

 2場所連続二ケタ勝利を挙げているのは、大栄翔と霧馬山の2人。ただ、大栄翔は先場所平幕(前頭筆頭)でした。来場所を大関とりにするためには、今場所で自身2度目の優勝を飾るのが必須でしょうね。できれば残り2日に連勝し、13勝2敗で決めたいところです。

 もうひとりの霧馬山は先場所小結で11勝、今場所も関脇でここまで10勝と、来場所が大関とりになるのは確実。現時点で大関昇進レースのトップを走っていると言ってよさそうです。今場所、千秋楽はおそらく大栄翔との対戦でしょうから、まさに大一番。見逃せませんね。

 このほか、若元春、豊昇龍、琴ノ若の3人も2場所連続三役で勝ち越し中。特に、若元春は直近4場所中3場所で10勝以上と安定感が光ります。3人とも今場所、少しでも勝ち星を上乗せすること、そして残る若隆景はなんとしても今場所勝ち越すこと。そうすれば、大関への道がはっきりと見えてくるはずです。

 ……今回いろいろと調べてみて、次の大関誕生は近い気がしてきました。今回名前を挙げた6人には、全員大関になってもらいましょう!

相撲協会の公式サイトからです。この4人の中で過去、優勝経験があるのは大栄翔だけ。霧馬山、若元春、翠富士の3人は初優勝を狙います。賜盃を手にするのは誰になるでしょうか。