まずは先月にふれた「手袋とペットボトルが増えてました。 」の続編から。今日(11/12)の日中に外出し、〝家の近くの集合住宅の駐車スペースの囲い部分に干されている手袋と布袋に入ったペットボトル〟の前を通ったら、少し変化がありました。
どうやら布袋に入ったペットボトルのひもが切れて落ちたようで、それを誰かが拾って横に置いていたのです。う~む。つまりは拾った方は持ち主ではないということですね。それ以外は変わりなし。この状況はどこまで続くでしょうか。今後もワタシはチェックを入れていきます。
さて。日付変わって11月14日、大相撲十一月場所が福岡国際センターで初日を迎えます。早いもので一年納めの場所。今年の相撲界もあっというまですね。
今場所は横綱・照ノ富士が休場。となると、貴景勝・正代の大関陣に優勝争いを引っ張ってほしいところですが、なにしろ不甲斐ないですから、正直期待できません。そんな声を覆すことできるでしょうか。
初日、貴景勝は埼玉栄高の先輩で、過去14勝5敗の西小結・大栄翔と、5度目のカド番のとなる正代は過去4勝1敗の東小結・翔猿と対戦。〝正代推し〟のワタシとしては、先場所も初日に翔猿と対戦して勝ったものの、最終的に4勝しかできず、大きく負け越したことが気になります。三月場所以降、4場所連続で5日目までに1勝4敗と苦手とする序盤戦をどう乗り切るかがカギですね。
1974年九月場所以来となる3関脇4小結となった三役陣は実力者がそろいます。年間最多勝争いでトップを走る東関脇・若隆景は大関昇進への足固めの場所。大関から陥落した西関脇・御嶽海は2ケタ勝利を挙げて大関に復帰できるか。同じく西関脇・豊昇龍と東小結・翔猿、西小結・霧馬山は初優勝を、先場所優勝の東小結・玉鷲は2場所連続3回目の優勝を、西小結・大栄翔は去年一月場所以来2度目の優勝を目指すことになります。
平幕では、悲願の初優勝を狙う東前頭筆頭・髙安、年間最多勝争いで2位につける西前頭筆頭・琴ノ若、湊親方との師弟関係が修復不可能に陥っているといわれる西前頭2枚目・逸ノ城、新入幕の西前頭15枚目・熱海富士らがどんな相撲を見せるか。
年間最多勝争いは次のとおり。上位5人に横綱・大関陣がいないのが淋しいです。
一月 三月 五月 七月 九月 十一月
①若隆景 49勝(9勝 12勝 9勝 8勝 11勝 ? )
②琴ノ若 46勝(11勝 11勝 9勝 7勝 8勝 ? )
③豊昇龍 44勝(11勝 8勝 8勝 9勝 8勝 ? )
④霧馬山 43勝(6勝 10勝 10勝 8勝 9勝 ? )
④若元春 43勝(9勝 9勝 9勝 6勝 10勝 ? )
⑥照ノ富士 42勝(11勝 3勝 12勝 11勝 5勝 ? )
⑥玉鷲 42勝(8勝 7勝 9勝 5勝 13勝 ? )
⑧翔猿 40勝(6勝 9勝 7勝 8勝 10勝 ? )
⑧佐田の海 40勝(8勝 5勝 11勝 7勝 9勝 ? )
⑩大栄翔 39勝(7勝 8勝 11勝 6勝 7勝 ? )
⑪貴景勝 38勝(1勝 8勝 8勝 11勝 10勝 ? )
⑪栃ノ心 38勝(7勝 9勝 8勝 7勝 7勝 ? )
⑬碧山 37勝(8勝 7勝 10勝 6勝 6勝 ? )
⑭御嶽海 36勝(13勝 11勝 6勝 2勝 4勝 ? )
⑭宇良 36勝(8勝 4勝 9勝 7勝 8勝 ? )
⑭北勝富士 36勝(6勝 9勝 5勝 6勝 10勝 ? )
⑰阿炎 35勝(12勝 8勝 7勝 8勝 休場 ? )
⑰逸ノ城 35勝(8勝 9勝 休場 12勝 6勝 ? )
⑰妙義龍 35勝(5勝 7勝 6勝 9勝 8勝 ? )
⑳正代 34勝(6勝 9勝 5勝 10勝 4勝 ? )
⑳琴恵光 34勝(8勝 9勝 6勝 5勝 6勝 ? )
⑳千代大龍 34勝(7勝 7勝 8勝 6勝 6勝 ? )
赤が今年の優勝力士。一月場所から九月場所まですべて異なり、さらに七月場所の逸ノ城、先場所の玉鷲と、2場所連続で平幕力士が賜盃を手にしています。
ここまできたら、今年1年、6場所ですべてで優勝力士が違ってほしいですね。ワタシはその可能性が大いにあるとみます。そして、毎場所期待する幕内史上初の〝ヌケヌケ〟力士誕生なるかにも注目しましょう。