散髪は年1回。

雑記です。

ブルージェイズ菊池雄星、無傷の5勝目。

 5連休明け。今日(5/8)からついに新型コロナウイルスが、感染症法上の「5類」に引き下げられました。感染対策は個人の判断に委ねられ、これまで公費負担だった医療費や検査費は自己負担となります(ワクチンは今年度中自己負担なし)。いや~どうなりますかね。街中ではマスクをしていない人が増えていますが、ワタシは基本、今後も外ではマスクをつけて行動するつもり。「第9波」が到来しないことを祈るばかりです。

 さて。今朝はちょっとしたエピソードがありました。が、それにふれるとどうしても愚痴っぽくならざるをえません。収拾がつかなくなりそうなのでパスすることにして、何日かぶりでMLBネタでいきます。

 現地時間5月7日(日本時間5月8日)、菊池雄星ブルージェイズ)が米国ピッツバーグのPNCパークで行われたパイレーツ戦に先発。今季自己最長となる6回1/3を被安打4、与四球2、奪三振3、無失点と好投し、無傷のシーズン5勝目を挙げました。

 菊池の今日の投球内容です。

[1回]四球  中飛  右飛  二飛
[2回]空三振 見三振 中飛
[3回]三ゴロ 左安打 右飛  右飛
[4回]空三振 遊ゴロ 遊飛 
[5回]右飛  遊ゴロ 二塁打 三ゴロ
[6回]右安打 一飛  三飛  四球  三ゴロ
[7回]三ゴロ 二塁打

 ワタシはリアルタイムの映像で見ていませんが、3回1死までノーヒットピッチング。今日も菊池は制球がよかったようです。4回には打球が左腕に当たるも続投。そして6回には2死一・二塁から重盗を許しますが後続を抑え、得点は与えませんでした。

 今回、特筆すべきはナ・リーグ最高勝率のパイレーツに敵地で無失点に抑えて勝ったこと、今季先発7試合連続で与四球2以下にとどめていること、そして連打を許さなかったこと。メジャー5年目を迎え、安定感が際立ちます。

 菊池はの年度別成績は以下のとおり(2023年は5月7日時点)。

年度  チーム    勝-敗 投球回数 被安打 与四球 奪三振 防御率
2019 マリナーズ   6-11  161.2     195   50   116   5.46
2020 マリナーズ   2-4   47.0   41      20    47      5.17
2021 マリナーズ   7-9  157.0  145    62   163  4.41
2022 ブルージェイズ 6-7  100.2    93    58   124  5.19
2023 ブルージェイズ 5-0   37.2     37    8    33   3.35

 昨季までのトータルは21勝31敗、防御率5.02。西武時代の菊地を知っているワタシとしてはもの足りなく映ります。今季、先発で結果を残さないと、非常に厳しい立場に追いやられることになるかも、とも思っていました。しかし、その心配は無用のよう。ここまで5勝、防御率3.35は先発陣の中でチームトップ。今季、キャリアハイをマークするのは間違いないでしょう。シーズンが終わってみたらアメリカン・リーグ最多勝のタイトル獲得、なんてことになったら痛快ですね。

菊池が所属するブルージェイズの歴代ロゴです。こうして並べるだけも楽しくなります。カナダのオンタリオ州トロントに本拠地を置くブルージェイズは1977年に創設。チーム名はオンタリオ州の州鳥アオカケスからとられています。強豪が集うアメリカン・リーグ東地区で、初年度から6年連続最下位に沈むなど苦戦が続きましたが、1983年に初めて勝率5割を超えると、1985年に初の地区優勝。1992、1993年にはワールドシリーズ連覇を果たしています。その後しばらく上位争いからは遠ざかったものの、最近8年間で4度のポストシーズン進出を果たすなど好調。今季はここまで地区3位ながら、台風の目になる可能性は十分あります。