ワールドカップが終了しても、スポーツ好きにはまだまだ楽しみがあります。今日(7/18)はメジャーリーグのオールスターゲームが開催されました。
職場にはテレビが複数台あり、すべてでBS放送も映ります。さすがに仕事中なので、最初から最後まで集中して見ることはできませんが、午前中はまださほど忙しくないので、合間合間にチェックを入れていました。ちなみに音は消しています。
89回目を迎える今回の舞台は、アメリカの首都ワシントンD.C.にあるナショナルズの本拠地、ナショナルズ・パーク。前回まで、アメリカン・リーグとナショナル・リーグ、通算の対戦成績は43勝43敗2引き分けのタイです。2013年から5連勝中のアメリカン・リーグが、ついに勝ち越すことになるのか、が見どころのひとつでした。
試合は、乱打戦になりました。本塁打数は両チーム合わせてなんと10本! これまでの最多は6本ですから大幅な記録更新です。アメリカン・リーグが5−3と2点をリードした9回裏、ナショナル・リーグが2ラン本塁打で追いつき、延長戦に突入すると、10回表、アメリカン・リーグが2本の本塁打などで3点を勝ち越し。その裏、ナショナル・リーグにもソロ本塁打が飛び出しましたが追いつくことはできず、8−6でアメリカン・リーグが制しました。
それにしても、終盤の7回以降で7本塁打。こんな展開はレギュラーシーズンでもまず見られませんから、今日会場にいた観客はたまんなかったでしょうね。
本塁打を放った10人のうち、特筆すべきは大谷翔平の同僚、エンジェルスのマイク・トラウトです。オールスターゲームには2012年から毎年選出。ケガで不出場だった2017年を除く6試合すべてで安打を放ち、15打数7安打(うち二塁打2、三塁打1、本塁打2)の打率4割6分7厘、2014、15年にはMVPに輝きました。比較対象に挙げる選手としてふさわしいかどうかはとりあえず置いといて、ワタシの好きなバリー・ボンズ(MLB最多の通算762本塁打)は、オールスターゲーム通算13試合に出場して31打数6安打(2本塁打)の打率1割9分4厘なので、トラウトのスゴさが際立ちます。O脚なのが今後、プレイに影響しないか、少し気をもんでいますが、いまのところ問題はなさそうです。
インターリーグ(アメリカン・リーグとナショナル・リーグの交流戦)が開催されるようになってから、オールスターゲームの魅力が半減した、などという意見もあるようですが、これだけのスーパースターが一堂に会する機会はそうそうありません。“イベント”っぽいムードもワタシは好きです。いままで、メジャーリーグのレギュラーシーズンは何度かナマで観戦していますが、オールスターゲームとポストシーズンはまだ現地で見たことがありません。本塁打競争を含め、これらをナマで観戦するのが今後の人生の目標のひとつです。