散髪は年1回。

雑記です。

“器”の大小。

 職場は今日(8/3)で仕事が一段落、夏休みに入ります。いろいろと予定は立てており、スッキリした気分で突入したかったのに、ガックリする出来事がありました。

 前日(8/2)、帰り際にある資料(リストに近いもの)を探していたのですが、どこをどう探しても見つかりません。B4の用紙100枚近くを2つ折りにして、自席とは別の机(ふだんは誰も使わない机)の上に置いておいたもので、けっこうなボリュウムになります。目立つはずなのに、今週のアタマには確実にあったのに、ないのです。その資料は、2010年から今までの約8年分が蓄積された、今後も頻繁に使う、ワタシにとって非常に大事なものです。

 もしかしたら、自分で知らぬ間に捨ててしまったのか。いや、そんなことはありえない。周囲の人間にも声をかけて、探すのを手伝ってもらいました。でも、出てきません。ワタシはこのあと予定があったので、翌日にもう一度真剣に探そう、と思って職場を後にしました。

 すると約3分後、携帯が鳴りました。出たら、職場の人間からで、「見つかりましたよ」と言うので、どこにあったのか、と聞いたら、「シュレッダー行きの箱に入ってたみたいです」とのこと。自分でそんなところに入れるわけはないので、イやな予感がしました。確認しに戻ろうかと思いましたが、待ち合わせの時間が迫っていたので断念し、机の上に置いてくれるようお願いして、出ました。でもまあ、とりあえず、見つかってよかった、とホッとしました。

 そして今日。出勤したら、確かに机の上に、資料が置いてありました。が、それは全体の3分の1しかなく、残りの3分の2、最近5年分はありませんでした。ムムム。心臓の鼓動が高まりました。これはヤバいぞ。もうあきらめ半分で、前日、一緒に探してくれた人間に事情を聞くことにしました。すると、いわゆる職場の事務担当の女性が、自分の判断でシュレッダーにかけてしまっていたことが判明しました。その女性は、まだこの職場に来て1週間強の“ルーキー”で、今、前任者と引き継ぎの真っ最中です。年齢は30代後半でしょうか。

 ガックリきました。やられました。中身をロクに確認もせず、勝手にシュレッダーにかけるとは。勘弁してくれよ。激しく落ち込みました。しばらくしてその女性が来て、すいませんでした、と言ってきました。

 務めて優しく、「もしかして、ゴミだと思った?」と聞いても、要領のいい返事はかえってきません。あまり悪びれたふうでもありません。さすがのワタシも「てめえ、ふざけんじゃねえ!」と言いたくなりましたが、もちろん控えました。言ったところで、当然ながら資料が元に戻るわけではありません。でも、器の小ささを露呈してしまいますが、もう彼女の顔を見たくありませんでした。モヤモヤした気分を抱えつつも、仕事に集中しました。

 彼女は帰る前、再びワタシのところに来て、「本当にすいませんでした。これから気をつけます」と言ってきました。ワタシは思わず「5年分(の資料)がなくなっちゃったよ」と本音が出てしまいました。

 こういうとき、器の大きい人はどんな接し方をし、どういう態度をとるんでしょう。今後も彼女とは職場で毎日のように接することになります。正解があれば、教えてください!

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あの資料を再びそろえるのはもはや不可能です。本当にまいりました。