散髪は年1回。

雑記です。

欲しかった本を手に入れました。

 日付が変わって6時間近く経ってしまいましたが、今日(10/6)は暑かったですね。新潟では35度以上の猛暑日を記録したようで。ほかにも各地で30度以上の真夏日を記録したそうです。それにしても、10月に真夏日猛暑日って。今日が「平成最後の猛暑日」として記録に残ることになりそうです。

 さて。ワタシは古本屋巡りが趣味のひとつで、今日も汗をかきながら何軒か回ってきました。古本屋巡りは楽しいですね。思いもかけない本、欲しかった本に出合ったときはこの上ない喜びです。そして今日は、ほとんど手に入れるのをあきらめかけていた本をゲットすることができました!

 その本は『プロ野球大大大事典』(玉木正之東都書房/1986年)です。ワタシにとって玉木さんは、プロ野球の新たな見方、楽しみ方を教えてくれた“師匠”といえる存在です(ほかにも師匠は何人かいます)。初めて手に入れた玉木さんの著書は『プロ野球の友』(新潮文庫/1988年)で、それまで読んできた野球本とは一味も二味も違う中身に、ガツンとやられました。それ以降、ワタシは玉木さんの著作をほとんど読んできました。

プロ野球の友』の2年後には『プロ野球大事典』が同じく新潮文庫から発売になります。同書はプロ野球に関するさまざまな用語1277項目を、データと皮肉、ユーモアたっぷりに紹介した、正に名作と言えます。30年近く前の発行ですが、個人的には、野球関係の仕事に就いている人、これから目指す人は必読の書だと思います。

 その後しばらくして、『プロ野球大事典』は改訂版で、同書の前には『プロ野球大大大事典』が東都書房から出ていることを知りました。これが玉木さんにとって最初の単独の著書だということも。なんとか手に入れたい、と思ってましたが、なかなか見つけることができず、時間だけが過ぎていきました。新刊本で手に入れるのが難しくなってからは、古本屋に行く度に探していました。でも、目にすることはありませんでした(今もネットで検索しても、プロ野球大大大事典』の画像はひとつも出てきません)。

 それがなんと今日、手に入ったのです。具体的な場所や書店名はふれませんが、店頭の安売りコーナーに置いてありました。しかも帯付きの美品です。いやあ~コーフンしました。もちろん、即購入。30年来の念願がかなった瞬間です。売ってくれた人、買い取って店頭に並べてくれた書店に感謝です。

 これだから古本屋巡りはやめられませんね!

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左が今日手に入れた『プロ野球大大大事典』、右はその改訂版『プロ野球大事典』です。両者の違いを読み比べるのが楽しみです☆