ラグビーワールドカップ日本大会の開幕まで、３月４日であと200日。これから徐々に盛り上がっていくでしょうね。
さて。前日の日曜日、バスケットボールＷリーグのプレイオフ決勝第２戦が行われ、ＪＸ-ＥＮＥＯＳが三菱電機を下して２連勝し、史上最多となる11連覇を達成しました。これは本当にスゴイことだと思います。どう考えても、そう簡単にはできないでしょう。そこで、ほかの団体競技の連覇記録はどんなものなのか、ボールゲーム以外に駅伝も含め、わかる範囲で調べてみることにしました。よく知られるものも含めて列記してみます。
◎野球
▽プロ野球
・日本シリーズ ９連覇（巨人／1965～73年）
・セ・リーグ ９連覇（同上）
・パ・リーグ ５連覇（西武／1990～94年）
▽高校野球
・選抜高校野球選手権大会 ２連覇（大阪桐蔭／2017・18年など３校）
・全国高校野球選手権大会 ３連覇（中京商／1931～1933年）
◎サッカー
・Ｊ１リーグ戦 ３連覇（鹿島アントラーズ／2007～09年）
・天皇杯 ２連覇（多数あり）
・Ｊリーグカップ（現略称ルヴァン杯） ３連覇（ヴェルディ川崎／1992～94年）
◎ラグビー
・日本選手権 ７連覇（新日鐵釜石／1978～84年、神戸製鋼／1988～94年）
・トップリーグ ３連覇（パナソニック／2013－14シーズンから）
・大学選手権 ９連覇（帝京大／2009～2017年度）
◎アメリカンフットボール
・ライスボウル ４連覇（オービック／2011～14年）
・ジャパンＸボウル ４連覇（オービック／2010～13年）
・甲子園ボウル ５連覇（関学大／1973～77年、日本大／1978～82年）
◎バスケットボール
・Ｗリーグ 11連覇（ＪＸ-ＥＮＥＯＳ／継続中）
・Ｂリーグ 連覇なし
・天皇杯 ６連覇（日本鋼管／1957～62年）
・皇后杯 ６連覇（ＪＸ-ＥＮＥＯＳ／継続中）
◎バレーボール
・リーグ戦（男子） ５連覇（富士フイルム／1983～87年、サントリー／1999～2003年）
・リーグ戦（女子） ６連覇（日立／1981～86年）
・天皇杯 ２連覇（パナソニック／2011・12年）
・皇后杯 ５連覇（久光製薬／2012～16年）
◎ハンドボール
・日本リーグ（男子） ６連覇（ホンダ／第23～28回）
・日本リーグ（女子） ７連覇（広島メイプリルレッズ／第23～29回）
・日本選手権（男子） ７連覇（湧永薬品／1979～85年）
・日本選手権（女子） ６連覇（愛知紡績／1957～62年）
◎駅伝
・箱根駅伝 ６連覇（中央大学／1959～1964年)
・全日本大学駅伝 ４連覇（駒澤大学／2011～14年など３校）
・出雲駅伝 ５連覇（山梨学院大学／1991～95年）
・全日本実業団駅伝 ６連覇（旭化成／1978～83年、1990～95年）
自分調べなのでミスがあるかもしれませんが、２ケタ連覇はＷリーグのＪＸ-ＥＮＥＯＳ以外にひとつも見当たりません（今年１月の全日本大学ラグビー選手権で帝京大が優勝していたら10連覇でした）。改めて、10年以上勝ち続けることの難しさがわかります。ＪＸ-ＥＮＥＯＳがどこまで連覇を伸ばすのか、来季以降も注目が集まります。そして、他チームの奮起も促したいところですね。
