散髪は年1回。

雑記です。

「白い蝶のサンバ」。

 3月6日、歌手の森山加代子さんが大腸がんで亡くなりました。享年78歳だそうです。一般紙もスポーツ紙も、写真付きで出ていました。

 森山さんといえば、何と言っても「白い蝶のサンバ」(実はこれしか知りません。すいません)。作詞は阿久悠、作曲は井上かつおで、ワタシも好きな歌です。

〽あなたに 抱かれて わたしは 蝶になる

 で始まる歌詞と、サンバの軽快なメロディーで、一度聴いたら忘れられません。詞も曲も、さすがプロの仕事ですね。この曲が発売されたのは1970(昭和45)年1月といいますから、ワタシはまだ幼稚園児。当時の記憶にはありません。では、なぜ好きなのかというと、成人してから“懐メロ”をテーマにしたテレビ番組で出会い、ガツンとやられたわけです。

 歌詞を全部載せるのは著作権等の問題があるかもしれないので書きませんが、じっくり読むと、煽情的なところがあります。それを早口言葉のように歌うので、直感的に、「白い蝶のサンバ」をカラオケで歌ったらウケるだろう、と思いました。最近は足が遠のいていますが、20~40代のころはしょっちゅうカラオケに行っていたのです(行き始めのころはまだカラオケボックスが主流ではなかったですね)。ビデオに録画して繰り返し見て覚えて、なんとか歌えるようになり、人前で“デビュー”したのは、確か20代中盤。予想どおり、かなりの盛り上がりを見せました。これに気をよくしたワタシは一時期、カラオケで毎回のように「白い蝶のサンバ」を歌っていました。やはり、ワタシのような体育会系でゴツい感じの男がこのテの歌を歌うと、そのギャップに驚くようです。もっとも、ワタシの歌う「白い蝶のサンバ」に、引いちゃった(と思われる)人が複数いたのも事実です。今の若者たちが「白い蝶のサンバ」を聴いて、ウケるかどうかもビミョーな感じですかね。

 久しぶりに「白い蝶のサンバ」を歌いたくなってました。ワタシは半世紀以上生きてきて、「一人カラオケ」はまだしたことがないので、チャレンジしてみようかな、と思います。

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「白い蝶のサンバ」のレコードジャケットをネットで検索してみました。どうやら2種類存在しています。調べてみると、写真左側は二つ折りで、広げると全身が写ります。右側が後に制作されたもののようです。当時からこうした商法があったんですね。両方買った人はどれぐらいいたんでしょうか。ワタシは気になってしまいます。