散髪は年1回。

雑記です。

職務質問を受けてしまいました……。

 当初は全豪オープンテニス女子シングルス準決勝、大坂なおみ×セリーナ・ウイリアムズについて書くつもりでした。が、予定変更です。なんと今日(2/18)の帰宅時、職務質問を受けてしまったのです。いやあ~気分悪かったですね。

 職場を出たのは午後10時20分過ぎ。ワタシとしては珍しく、かなり早い時間です。まさかこのあと、こんなことになるとは思ってもみませんでした。

 最寄り駅に着く前、歩行者用信号が赤になったので、ゆっくり歩いていると、若い男女の警官の姿が目に入りました。まあ駅前に交番があるので戻る途中なんだろう、と思いつつ、信号が青になったので歩き始めたら、後方から「すいませ~ん」と声が聞こえてきました。ワタシに対してとは思わなかったので、そのまま改札に向かっていたら、なんと先ほどの男女警官2人組がワタシの前に立ちはだかったのです。

 顔を見ると、2人ともおそらく20代ですね。50代半ばのワタシから見たら若造です。なんなんだ、と足を止めたら、男の警官が「カバンの中、見せてもらっていいですか」と言うのでビックリしました。

 これは職務質問というやつですね。ワタシの長髪&ロングコートの外見やフンイキが彼らのアンテナになにか引っかかったのでしょうか。当然ながら何もあぶないものは入れていないので、ワタシは見せる気もなく、そのまま行こうとしたのですが、2人は粘ります。

警官♂「カバン、あけてください」

ワタシ「かんべんしてよ」

警官♂「なにもなければ1、2分で終わりますから」

ワタシ「あやしいもんは入ってないって」

警官♂「いいから見せてください」

ワタシ「なにもなかったらどうするの?」

警官♂「そのときは謝ります」

ワタシ「ったく。じゃあしっかり謝罪してもらおうかね」

 ワタシはバッグをあけます。警官♀がすぐ手を入れてきました。中に入っていたのは、今日購入した『週刊文春』と仕事で使う各種資料、メモ帳と筆記用具だけ。2人とも必死にバッグの中をあさりますが、ほかにはなにも出てくるわけがありません。

 ふう。「そろそろいいかな」と言ってワタシが歩こうとしたら、警官♂がバッグの外側の部分もあけてほしい、と言ってきました。やれやれ。しゃあなくあけるとまたすぐ警官♂が手を入れ、「これは何ですか」と取り出したのは……メガネケースでした。

 結局、なにも出ず。これでようやく解放です。「だからなにもないって言ったでしょ」と言うと、警官♂は「すいませんでした」とポツリ。心がこもっていないように感じられましたが、もうこれ以上の言葉は求めないことにして、「じゃあね。かんべんしてよ、ホント」と言ってワタシは改札へ向かいました。ドッときました。

 実を言うと、ワタシが職務質問を受けたのは今日が初めてではありません。それでも、最後に受けたのは30代後半で、それ以降は15年以上なかったんですけどねえ。なにもやましいことがないとはいえ、されるのはイヤなもんです。

 もう、二度と警官に声をかけられることのないように。そう願って、今夜は寝ます。

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仕事とはいえ2人に手を入れられ、隅々まで見られたワタシのバッグです。もう、10年以上使い続けています。