散髪は年1回。

雑記です。

白鵬、平成最後の本場所で42回目のV。

 平成最後の本場所となった大相撲三月場所は、横綱白鵬の全勝優勝で幕を閉じました。ワタシは去年十一月場所が貴景勝、今年一月場所が玉鷲と初優勝が続いていたので、三月場所もその流れで、開幕前は大関・髙安、本場所が始まってからは逸ノ城が優勝するだろう、と思っていたのですが、白鵬はさすがでしたね。

 今場所の白鵬も、記録づくめとなりました。自身の持つ最多優勝記録を42に伸ばし(2位は大鵬の32回)、全勝優勝も歴代最多の15回目(2位は双葉山大鵬の8回)。さらに、初優勝した2006年から14年連続優勝も歴代1位です(2位は大鵬の12年連続)。さすが“記録男”の面目躍如といえます。

 もうひとつ、今日の千秋楽は見逃せない一番がありました。そう、カド番の大関栃ノ心と、大関昇進へ後がなくなった関脇・貴景勝の対戦です。前日まで7勝7敗の栃ノ心は負ければ大関陥落、同じく9勝5敗の貴景勝も、勝てば大関昇進が決定的、負ければ大関昇進が見送られる可能性が高く、両者にとって“絶対に負けられない戦い”でした。

 勝負は貴景勝が押し出しで完勝しました。大関昇進は確実です。対照的に、右足のサポーターが痛々しい栃ノ心は、わずか5場所で大関から陥落することになってしまいました。調べてみると、これは大受と並ぶ短命記録となります(のちに横綱に昇進した力士を除く)。それでも、「直後の場所で10勝以上を挙げた場合は特例で復帰できる」とする規定があるので(個人的には甘い規定だと思いますが)、五月場所で2ケタ勝利を挙げれば大関に復帰できます。来場所、注目力士のひとりですね。

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テレビ画面から撮影しました。実は逸ノ城が優勝するものと思ってワタシは彼の似顔絵を描いていたのですが、優勝しなかったので載せるのをやめます。近いうち、陽の目を見る日が来るとよいのですが。