散髪は年1回。

雑記です。

照ノ富士、貴景勝との決定戦制してV4。

 大相撲中継が終わったあとの午後6時過ぎ。本日2度目の買い物に出ようと家を出たら、ジョギングをしている若い女性に出会いました。マスクをしながらも軽快なペース。定期的に走っているんでしょうね。そして約50分後、買い物を終えて帰宅したら、なんと先ほどの女性ジョガーが反対方向から走ってきたのでビックリです。ワタシが買い物している間、ずっと走っていたと思われます。やりますなあ。彼女の姿を見て、ワタシもまた走り始めるか、という気になりましたが、夕飯時に酒を飲んでしまい、走るのを断念。近々、実行に移します。

 さて。大相撲五月場所は千秋楽です。またしても優勝決定巴戦は実現しませんでした。巴戦になる条件は、まず前日まで3敗の西前頭8枚目・遠藤が大関・正代に勝ち、結びの一番で3敗の大関貴景勝が2敗の大関照ノ富士に勝つこと。そうなれば3人が3敗で並ぶことになるわけです。

 まずは正代-遠藤。過去の対戦成績は正代の7勝3敗で、直近も正代が3連勝中です。とはいえ今場所、正代はすでに6敗。今回は貴景勝照ノ富士大関を連破して勢いに乗る遠藤に分があると思っていました。立ち合い、遠藤はすぐもろ差しとし、正代を攻め込みます。が、体を入れ替えられ、押し出しで敗れました。

 ふう。この時点で、巴戦は消滅です。正代推しのワタシも、微妙な気分になりました。遠藤は初優勝を逃したものの、11勝4敗で、自身4度目の技能賞を獲得。個人的には、殊勲賞とダブル受賞でもよかったのではと思います。終盤戦、盛り上がったのは間違いなく遠藤のおかげです。

 そして照ノ富士貴景勝は結びの一番。ワタシは照ノ富士が勝つと見ていました。が、またしてもその予想は外れました。貴景勝が突き落としで完勝。照ノ富士がこんなにあっさり負けるとは思いませんでした(余談ですが、この取組のスローVTRで、本放送と別アングルの映像が流れたとき、左下に映る「照ノ富士」のタオルを持っていたご婦人の動きが印象に残りました。照ノ富士が負けた瞬間、タオルをはらりと落とし、左前方に崩れ落ちたのです。心の底からガックリきたのが手に取るようにわかりました)。

 これで照ノ富士貴景勝が3敗で並び、優勝決定戦に突入です。ここまできたら、ワタシはどっちが勝ってもよいと思っていました。結果は照ノ富士の勝利。冷静に貴景勝をはたきこみました。去年十一月場所は照ノ富士が本割で勝って貴景勝に並び、優勝決定戦では貴景勝に敗れていますから、今場所はまったく逆のパターンになりましたね。

 照ノ富士は2場所連続4回目の優勝で、大関では初優勝です。次の七月場所は綱とりとなります。現在唯一の横綱白鵬は七月場所に進退を懸けて出場を予定していますが、引退は近いでしょう。その意味では、照ノ富士にかかる期待は大きいです。横綱昇進の内規は「2場所連続優勝、もしくはそれに準ずる成績」なので、照ノ富士が優勝すれば文句なし。ただし、そうなると3場所連続優勝が必要になります。年6場所制になった1958(昭和33)年以降、3連覇以上を達成したのは、大鵬北の湖千代の富士、曙、貴乃花朝青龍白鵬横綱7人だけ。照ノ富士がここに仲間入りすることができるかどうか。ケガせず、万全の状態で臨んでほしいものです。

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千秋楽恒例、NHKの大相撲中継放送終了直前の映像です。毎場所、優勝力士が賜盃を手にするシーンで終わるのは、そういう取り決めがあるんでしょうかね。