散髪は年1回。

雑記です。

まさに間一髪でした。

 最初に言っておきます。今回は“シモ”の話です。半世紀以上生きてきて、一番ヤバかったです。こんなネタですいません。

 今朝、通勤途中の電車の中で、腹具合がおかしくなってきました。職場のある最寄り駅まではあと2つ。その前にすぐ降りたほうがよいかな、と思いましたが、まあなんとかもつだろう、と判断して、そのまま最寄り駅へ。無事に到着して、駅のトイレに行ったら、“個室”はすべて使用中でした。さてどうするか。一瞬考えた末、ワタシは、空くのを待たずに、職場に向かうことにしました。この決断が、人生最大の危機(言いすぎですね)をもたらすことになろうとは思いませんでした。

 最寄り駅から職場のある建物までは、徒歩で約13分。途中にトイレはありません。それでも、絶対大丈夫だ、と自分に言い聞かせて、いつもどおりに歩き出しました。すると、腹具合がどんどんヤバい状況になってきました。おいおいおい。頼むぞ。なんとかもってくれ。必然的に、歩くスピードが速くなります。ヤバいヤバいヤバい。とてつもなく焦ってきました。とはいえ、今の位置はちょうど駅と職場の中間点ぐらい。急げ急げ急げ。とてつもなく息が荒くなっていました。

 あと少しあと少しあと少し。もう少しもう少しもう少し。頼む頼む頼む。もう必死でした。泣きそうでした。サイアクの展開になることもアタマをよぎりました。今日は白のチノパンをはいていたので、もしそうなったら目も当てられない。いや、どんな色のチノパンでもダメなんですけど。

 あと3分。あと2分。大丈夫だ、絶対大丈夫だ、絶対に間に合う! と、強い気持ちで歩き続け、なんとか職場のある建物へ到着。しかし、小走りでトイレに向かったら、なんとここでも個室が2つとも使用中だったのです! なんてこった! なんでなんだ! 絶望的な気分で出て、階段を大急ぎで駆け上がり、上のフロアのトイレへ。もしここも使用中だったらワタシはおしまいだ、と覚悟しました。到着! 頼む! あいていてくれ! その祈りが通じたのか、個室は2つともあいていました。よし! 急げ急げ急げ。ヤバいよヤバいよヤバいよ。もう、鍵を閉める余裕はありませんでした。うお~! そして、なんとか、なんとか間に合いました。あとコンマ何秒か座るのが遅かったら、とんでもないことになっていました。まさに、‏ギリギリでした。

 よかった。本当によかった。心の底から安堵しました。こんなにホッとしたのはいつ以来か、思い出せません。途端に汗がドッと噴き出てきました。少し落ち着かせてから、個室を出ました。手を洗い、鏡を見たら、壮大なことをやり遂げ、誇らしげな顔をしているワタシが映っていました。

 トイレを出て、職場へ。仕事ははかどりましたが、今朝の達成感にはかないませんでしたね。

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今回、ギリギリで間に合い、ワタシを救ってくれたトイレです。出るときに撮影しました。ぼかしを入れています。