もう日付は変わってしまいましたが、9月20日(金)に開幕するラグビーワールドカップ(W杯)日本大会まで、今日6月12日で残り100日となりました。
ラグビーのワールドカップは、オリンピック、サッカーのワールドカップと並び、“世界3大スポーツイベント”と呼ばれるようです。世界的に見ればそうなんでしょうが、どうもワタシはピンとこないんですよね。それはなぜなのかというと、あくまで個人的に、テレビ中継にある気がします。
オリンピック(夏季、冬季とも)とサッカーのワールドカップは、NHKと民放各社が共同制作する「ジャパンコンソーシアム(Japan Consortium=JC)」という形態がとられています。つまり、大会期間中はNHKと民放各局が足並みをそろえ、一体化して中継するため、どの局もお祭りムード一色となるわけです。
でも、ラグビーのワールドカップはそうじゃありません。中継するのは、NHKと日本テレビ系列のみ。やはり、JCの形態をとらないと、全国的な盛り上がりにはならないんじゃないのかな、と思ってしまいます。NHKと日テレだけで大騒ぎするのは無理があるんじゃないか、と。JCでないラグビーのワールドカップは、少なくともワタシの中ではビッグイベントとは呼べないんですよね。
なぜ、ラグビーのワールドカップがJCでないのかはわかりません。放映権料がそれほど高くないから2局で払えるのか、NHKと日本テレビが他局に声をかけて断られたのか……いろいろ考えてしまいますが、なにか理由があるんでしょうね。そのあたり、新聞、雑誌、WEB等、どこかでリポートしてほしいところです。
なんやかや書きましたが、ワタシはラグビーのワールドカップ日本大会が大成功することを心から願っています。日本代表が大躍進し、ワタシの心配など吹っ飛ばすような展開になることを期待します。