散髪は年1回。

雑記です。

朝乃山の今場所はどうなる。

 本来は別のテーマで書こうと思ってたのですが、うまくまとまらなかったので、前日に続いて相撲でいきます。

 大相撲七月場所は今日(7/7)が初日。横綱白鵬は東小結・阿炎をはたきこみ、もうひとりの横綱鶴竜も西小結・雷電をよりきって完勝しました。一方、大関陣は髙安が西前頭筆頭の北勝富士に勝ちましたが、大関返り咲きの栃ノ心は西前頭2枚目の遠藤に、そして豪栄道は先場所優勝した東前頭筆頭の朝乃山に敗れ、上位陣安泰とはいきませんでした。去年の七月場所で初優勝を果たし、連覇を狙う御嶽海も、碧山に敗れて黒星発進です。

 ワタシの予想に反して豪栄道に勝った朝乃山は今場所、何勝できるでしょうか。過去のデータを見てみます。年間6場所制となった1958(昭和33)年以降、平幕優勝した力士の翌場所の成績は以下のとおりです。

   場  所     地位  四股名   成績   翌場所(成績)   最高位 
1960(昭和35)年5月 東前頭4 若三杉  14勝1敗 東張出関脇(7勝8敗)関脇  
1961(昭和36)年5月 西前頭13 佐田の山 12勝3敗 東前頭2(11勝4敗) 横綱
1964(昭和39)年7月 西前頭9 富士錦  14勝1敗 東小結(4勝11敗)  小結
1968(昭和43)年3月 東前頭8 若浪順  13勝2敗 東小結(2勝13敗)  小結
1972(昭和47)年1月 西前頭5 栃東   11勝4敗 東小結(3勝9敗3休)関脇
1972(昭和47)年7月 東前頭4 高見山  13勝2敗 西張出関脇(5勝10敗)関脇
1975(昭和50)年7月 東前頭1 金剛   13勝2敗 東関脇(6勝9敗)  関脇
1976(昭和51)年9月 西前頭4 魁傑   14勝1敗 西関脇(11勝4敗)  大関
1984(昭和59)年9月 西前頭12 多賀竜  13勝2敗 西小結(6勝9敗)  関脇
1991(平成3)年7月 東前頭13 琴富士  14勝1敗 東張出小結(4勝11敗)関脇
1991(平成3)年9月 東前頭5 琴錦   13勝2敗 西小結(12勝3敗)  関脇
1992(平成4)年1月 東前頭2 貴花田  14勝1敗 西関脇(5勝10敗)  横綱
1992(平成4)年7月 西前頭1 水戸泉  13勝2敗 西張出関脇(8勝7敗)関脇
1998(平成10)年11月 西前頭12 琴錦   14勝1敗 東小結2(6勝9敗) 関脇
2000(平成12)年3月 東前頭14 貴闘力  13勝2敗 西小結2(2勝13敗) 関脇
2001(平成13)年9月 東前頭2 琴光喜  13勝2敗 西関脇(9勝6敗)  大関
2012(平成24)年5月 西前頭7 旭天鵬  12勝3敗 東前頭1(2勝13敗) 関脇
2018(平成30)年1月 西前頭3 栃ノ心  14勝1敗 西関脇(10勝5敗)  大関
2019(令和元)年5月 西前頭8 朝乃山  12勝3敗 東前頭1(?勝?敗) 東前頭1※
※は現役

 思ったより多くて、また打つのがタイヘンでした。やはり、翌場所の成績を見ると、ほとんどの力士が苦戦しています。勝ち越したのは6例だけ。そのうち、最終的に大関となったのが3人、横綱になったのが1人います。ということで、朝乃山が今場所勝ち越せば、将来の大関横綱候補に挙げていいと思います。ただし、のちに横綱となる貴花田貴乃花)は平幕優勝の翌場所、5勝10敗でした。こうしたケースもあるので、今場所負け越しても、朝乃山の前途が暗いとはいえませんね。まずは今場所の朝乃山が勝ち越すことができるか、注目しましょう。

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ワタシは名古屋には何度も行ったことがあり、名古屋城も訪れています。しかし、まだ本場所は見たことがありません。いつか見に行きたいとは思ってますが、そのときは涼しくなることを願っています。