散髪は年1回。

雑記です。

MLBホームランダービーにくぎづけ。

 今日(7/9)の午前中は仕事になりませんでした。というのも、MLBのオールスターゲーム前日の恒例行事、ホームランダービーをテレビ観戦していて、目が離せなくなってしまったからです。

 ホームランダービーには、MLBを代表するスラッガー8人が出場。トーナメント方式で争われ、4分間に何本ホームランを打ったかで勝者が決まります。ルールでは、4分間に1度だけ(ファイナルは2度)45秒のタイムアウトを取ることが可能。さらに、440フィート(約134.1メートル)を超えた打球が2本あると、30秒の“ボーナスタイム”が与えられます。同点の場合は1分間の延長戦。それでも同点の場合は、決着がつくまで3スイングずつ打っていきます。3回勝てば優勝。優勝賞金は今季から100万㌦(約1億円強!)になったそうです。

 ワタシが出勤し、一仕事を終えてテレビのチャンネルをNHKのBS1に変えたのが午前10時過ぎ。ホームランダービーが盛り上がっているのは音を消していてもわかりました。ネットのニュースに、NHKのリポーターとして左翼席にいた元大洋ホエールズの名選手で野球解説者の山下大輔がホームランをキャッチした、と出ていて、へえ~と思いつつ、見ていました。やがて山下大輔が画面に出てきてリポートしていましたが(音は出していなかったので何を話していたのかはわかりません)、その顔は誇らしげでしたね。

 それでも当初はそんなにガッツリ見るつもりはありませんでした。が、セミファイナルのブラディミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ)とジョック・ピーダーソン(ドジャース)の対決が、超ハイレベルなホームラン合戦となり、テレビの前から動けなくなってしまいました。

 先攻のゲレーロが4分間に29発放つと、負けじとピーダーソンも29発で並びます。1分間の延長戦では、ゲレーロが8発。するとピーダーソンも8発放ち、サドンデスの争いに突入です。最初の3スイングでゲレーロは1発、ピーダーソンも1発でまたまた決着つかず。再度の3スイングで、ゲレーロが2発、ピーダーソンは1発で、大激戦にようやく終止符が打たれました。

 ゲレーロはファイナルでピート・アロンソ(メッツ)に22本-23本で敗れ、準優勝に終わりました。セミファイナルでヘロヘロになった感は否めませんね。それでも、今日打ったホームランは、1回戦の29本、セミファイナルの40本、ファイナルの22本で合計91本。これは史上最多のようです(アロンソは合計57本塁打)。敗れたとはいえ、今年のホームランダービーの主役は、間違いなくゲレーロでした。

 結局、ファイナル終了まで見てしまい、仕事に“完全復帰”したのは昼12時前。同僚からは「しょうがねえな」といった感じで見られてましたね、たぶん。このあとは当然ながら仕事に集中しました。明日のオールスターゲーム本番もじっくり見たいところです☆

ジャニーズ事務所ジャニー喜多川社長が死去しました。享年87歳。明日のワイドショーやスポーツ紙はこのネタ一色になるでしょうね。

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セミファイナルが終わった時点のテレビ画面から撮影しました。ゲレーロの40発とピーダーソンの39発は群を抜いていますね。ほかの選手の本数と比べると圧倒的です。しかし、残念ながら、この2人はホームランダービーのみの出場で、オールスターゲームの出場メンバーには選ばれていません。

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こちらはゲレーロが所属するトロント・ブルージェイズの公式ホームページの現時点でのトップ画面。当然ながらゲレーロがピックアップされています。ちなみにゲレーロの父は同名のシニアで、殿堂入りした大打者です。通算449本塁打、1496打点、181盗塁。打率3割1分8厘はイチロー(3割1分1厘)を上回っています。身長191㌢、体重107㌔の父に対し、ジュニアは身長188㌢、体重113㌔と“ずんぐり体型”ですが、すさまじいパワーを感じさせます。まだ20歳、将来が楽しみな選手です。