散髪は年1回。

雑記です。

何が彼をそうさせたのか。

 休み明け。今週は日米のベースボール、オールスターウイークですね。日本時間7月13日(火)にはMLBオールスター前夜祭のホームランダービーが行われ、同14日(水)がオールスターゲーム本番。エンゼルス大谷翔平がやってくれそうです。そして16日(金)と17日(土)には日本プロ野球オールスターゲームが開催。オリンピックと関係なく、純粋に楽しみたいと思います。

 さて。今朝の出勤時のことです。最寄りの駅を降りて職場に向かっている途中、前を歩いていたおそらく30代と思われる男性の異様な行動が目に入りました。連れはおらず、ひとりでいた彼は、無言で何かを地面に叩きつけていたのです。ワタシが追いつくまでに2回。そして、ワタシが横に並んだときもちょうど叩きつけたところだったので、それが何なのか、見てみました。何やら分厚い、本のようなものでした。

 全編英語(!)で書かれたその本は、何度も叩きつけられ、表紙が外れて悲惨なことになっていました。ワタシが通り過ぎたあとも、今度は「あ〝~」と声を出して叩きつけていました。それまで声を出していなかったのにここで出してきたのは、ワタシが横を通ったせい、ですかね。でも、ワタシは見続けてはいけない気がしたので、振り返らずに歩き続けました。一体、彼に何があったんでしょうか。

 職場までの道すがら、ワタシなりに考えを巡らせてみました。

・本の耐久性をテストしていた(自分で製本したのかも)
・その本を読んだら、内容がとにかく気に喰わなかった(彼は英語がペラペラ、ということとになりますね)
・拾った本で、目を通したら全然興味がなく、拾うんじゃなかった、と怒りがわいてきた
・今日、大事な試験もしくは面接があったのに、全然うまくいかなかった(本は試験用に買ったもの?)
・いや、それ以前に、その試験もしくは面接の会場に遅刻してしまった(午前10時過ぎでした)
・単に虫の居所が悪かっただけ
・本を叩きつけろ、と天から声が聞こえた

 最後のは冗談として、活字人間のワタシとしては、何度も叩きつけられた本がかわいそうで、いたたまれない気持ちになりました。そして、見ていて気分のいいものではありませんでした。今後、出くわしたくないシーンです。

[訂正]先日、白鵬が激突したのは境川親方、と書いてしまいましたが正しくは枝川親方でした。訂正します。

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今回のテーマに沿ったイラストはないだろう、とあまり期待せず、「叩きつけ 素材フリー」で画像検索してみたら、何点かヒットしました。左は「変な絵.net」の〝本を叩きつける男性のイラスト〟、右は「illustAC」の〝「発狂」のイラスト素材〟からセレクトしたものです。いや~あるもんですねえ。ありがたく、使わせていただきます。