散髪は年1回。

雑記です。

東邦、コールド負けで春・夏連覇ならず。

 まずは昨夜のウィンブルドン男子シングルス準決勝、ラファエル・ナダル(スペイン)×ロジャー・フェデラー(スイス)から。いや~見ごたえありましたね。結果はセットカウント3-1(7-6、1-6、6-3、6-4)で“芝の王者”フェデラーの勝ち。随所に“らしさ”が見られました。8月で38歳となるのに、衰えは見られませんね。さすがでした。決勝の相手は第1シードのノバク・ジョコビッチセルビア)。フェデラーは2年ぶり9回目、ジョコビッチは2年連続5回目の優勝を目指します。過去の対戦成績はフェデラーの22勝25敗で、フェデラーは現在3連敗中ですが、今回はやってくれそうな気がします。

 ちなみに女子シングルスは先ほど決勝が行われ、シモナ・ハレプが4大大会歴代最多タイの24度目の優勝を狙ったセリーナ・ウィリアムズ(米)に6-2、6-2のわずか56分でストレート勝ち。ルーマニア選手として大会初優勝を遂げました。ワタシもテレビ観戦していましたが、あっという間でしたね。

 さて。全国高等学校野球選手権大会夏の甲子園)は、各地で地方大会の真っ最中です。ワタシは今日(7/13)、仕事だったのですが、その合間にネットニュースを見ていたら、「愛知大会で東邦敗退」という見出しが目に入りました。なんとなんと。東邦は平成最後の大会となった今年のセンバツ王者で、今大会に春・夏連覇の期待がかけられていました。それが愛知大会2回戦で、星城に3-10でまさかのコールド負け。これにはビックリしましたね。「3番投手」で今夏初登板したセンバツの優勝投手・石川昂弥は、本調子ではなかったようで、7回13安打9失点。東邦の春夏連覇がなくなったことは、記録好き&データ好きのワタシとしては残念ですが、どうしようもありません。やはり、春夏連覇は簡単ではない、と結論づけます。

 そしてこれは前日、7月12日の鹿児島大会2回戦、鹿児島商×鹿児島修学館のスコアです。

       1 2 3 4 5 計 
鹿児島修学館 0 0 0 0 0|0
鹿児島商   25 12 4 14 ×|55

 地方大会の序盤では、力量に差がありすぎるチームが対戦すると、こうした一方的な点差になることがあります。それにしても、ここまで一方的にやりこめる必要があるんでしょうか。ワタシが鹿児島商の監督なら、第2打席以降は右打者は左打席に、左打者は右打席に入って、初球からガンガン打っていけ、と指示しますね。これに対して「手を抜いている」と言われると困っちゃうんですけど。

 そういえば、今から21年前の1998(平成10)年(松坂大輔を擁した横浜=東神奈川が史上5校目の春夏連覇を達成した年です)の青森大会2回戦では、こんなスコアもありました。

     1 2 3  4 5  6 7   計 
東奥義塾 39 10 11 17 16 12 17|122
深浦   0  0  0 0 0  0 0|0

 当時の青森大会は5回でなく7回でコールド制だったんですね。2000(平成12)年に高野連が地方大会の規定を統一し、「5回以降で10点差以上、7回以降で7点差以上」としたので、こんなゲームはもうお目にかかれないでしょう。というより、あっちゃいけませんよ。

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鹿児島商55-0鹿児島修学館、今日の朝日新聞朝刊の記事です。鹿児島修学館が「よくやった」という論調で、なんだかなあ、という気になります。