主催の朝日新聞も、中継するNHKも朝日放送も、そして高野連も、ガッカリしてるんでしょうね。今日7月25日に行われた夏の甲子園・岩手大会決勝。高校生最速163キロ右腕・佐々木朗希を擁する大船渡が花巻東に2-12で敗れ、甲子園出場を逃しました。
この試合、佐々木は登板しませんでした。前日の準決勝で129球を投げて完投しており、大船渡・國保陽平監督は「故障を防ぐため」に登板させなかったようです。なんやかや言っても、これまでの慣例から、今日佐々木は投げると思っていたので、ビックリでした。
ワタシは國保監督の決断を支持します。佐々木の将来を考えたら、当然といえます。でも、これは議論を呼びそうですねえ。
「7月24日に194球も投げさせたのはなぜ?」
「準決勝を完投させる必要はなかったんじゃないの?」
「佐々木本人は納得しているの?」
「甲子園行きのチャンスをミスミス捨てたんじゃないの?」
などなど、批判の声もあがりそうです。とはいえ、高校野球の未来に向け、一石を投じたのは間違いないありません。とりあえず、連戦連投をよしとする風潮は、そろそろやめにする時期にきている、と結論づけて、今夜は寝ます。