散髪は年1回。

雑記です。

大関復帰を目指す貴景勝、初日から4連勝。

 大相撲9月場所は今日(9/11)が4日目。大関復帰を目指す西関脇・貴景勝は、西前頭3枚目・友風を押し出しで下し、初日から4連勝を飾りました(ワタシはリアルタイムで見ることはできませんでしたが)。これで大関返り咲きとなる10勝まで残り6勝。このまま問題なくいきそうな気配ですね。
 
 現行のカド番制度となった1969(昭和44)年7月場所以降、大関復帰に成功した力士は以下の5人、6例です。
 
 年  場所 力士名(年齢)     星  取  表      勝敗
1976 7月 三重の海(28)  ○○○●●○●○○○○○○●● 10勝5敗
2001 1月 貴ノ浪 (28) ○○○○●○●○○●●●○○○ 10勝5敗
2001 9月 武双山 (28) ○○○●○○●●●○○○○●○ 10勝5敗
2004 7月 栃 東 (27) ○○○○●○○○●○○●●○● 10勝5敗
2005 1月 栃 東 (28)  ○○●○○○○●○●○●○○○ 11勝4敗
2019 5月 栃ノ心 (31)  ○○○○○○○●□○●●●○● 10勝5敗
2019 9月 貴景勝 (23) 〇〇〇〇??????????? ?勝?敗
 
 この中で最多勝利は2005(平成17)年1月場所の栃東で11勝4敗。この場所は横綱朝青龍が全勝優勝しています。つまり、大関復帰を決めた場所で優勝した力士はまだいないんですね。でも、貴景勝は過去の5人より年齢が圧倒的に若く、初の“大関復帰場所で優勝”へ期待が高まります。
 
 好調の貴景勝と対照的に、心配なのがカド番の大関栃ノ心です。今日はまげをつかんでの反則負けで、4日目を終えて1勝3敗。こちらは二桁勝利がノルマではなく、勝ち越せば大関の地位を守れるわけですが、それでも残り11日を7勝4敗で乗り切る必要があります。場合によっては千秋楽、7勝7敗の栃ノ心と優勝がかかった貴景勝が直接対決、なんてこともありえるわけで。しびれますねえ。
 
 今年の本場所はここまで、一場所おきに初優勝力士が誕生しているので、9月場所はまた初優勝力士が出る順番です。そうなると面白いな、と思っていましたが、どうなりますかね。白鵬の休場で一人横綱となった鶴竜も全勝をキープしているし、現時点で“初優勝候補”といえるのは、平幕で唯一4連勝の東前頭8枚目・隠岐の海ぐらい。でもまあまだ残りは10日以上ありますから、今後の展開を見守るとしましょう。 

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貴景勝と書いて、“ゴムまり”とルビをつけたくなります。鼻血を出しながらも勝って懸賞金を受け取り、引き上げる貴景勝を描いたのですが、それにしても似ていないですね💦