散髪は年1回。

雑記です。

“カネやん”金田正一死去。

 10月6日午前4時38分、“カネやん”の愛称で知られた昭和の大投手・金田正一が亡くなりました。享年86歳。
 
 ワタシはカネやんの現役時代を知りません。が、記録好き・データ好きにとってはもうSTATSをながめているだけでたまらない投手です。プロ2年目から14年連続20勝以上をマークするなど、通算400勝。メジャーリーグでも通算400勝以上は2人しかいません。ほかにも、通算奪三振4490、通算投球回5526.2回、通算365完投、通算298敗など、もはや永久不滅といっていい大記録をいくつも打ち立てています。
 
 1958(昭和33)年、ゴールデンルーキー・長嶋茂雄のデビュー戦で4打席連続三振とプロの洗礼を浴びせたのはあまりにも有名です。もちろんワタシは映像で見ただけですが、若造になめられてたまるか、と長嶋の前に立ちはだかったこのときのカネやんはカッコよかったですね。
 
 弱小チームの国鉄(現ヤクルト)で、監督以上の権限を持っていた、といった“カネやん伝説”は書物でいくつか読みました。オールタイムでサウスポーの先発投手を選ぶとしたら、間違いなくカネやんがトップにくるでしょう。正に“日本プロ野球史上最強投手”でした。合掌。

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日本プロ野球機構のホームページから引っ張ってきました。歴代最高記録の投手部門、金田正一は完投、勝利、敗北、投球回数、与四球、奪三振でトップに立っています。