散髪は年1回。

雑記です。

“侍フェラーリ”周東の走りにしびれました⚡

 まずは木曜日に抜いた右上親知らずあとのその後。もう4日も経つというのに、ジンジンした痛みが、まだとれていません。ワタシの歯はどうしちゃったのか。食事は恐る恐るもなんとか摂れていますが、噛むのはどうしても左側が多くなっています。食後に抗生物質を飲み、さらに1日1錠、ロキソニンを飲んで痛みを和らげるパターンはいつもどおり。夜にはロキソニンの効き目もなくなるようで、また今、ジンジンしています。連日繰り返していますが、早くこの痛みとおさらばしたい。今夜寝て、明朝に治まっていてくれるといいんですけど、どうでしょうか。

 気を取り直して、大相撲十一月場所2日目。波乱が相次ぎました。一人横綱白鵬が東前頭筆頭の大栄翔に押し出され金星を配給。大関陣も、貴景勝が小結・朝乃山に上手出し投げで、高安が同じく小結・阿炎に押し出しで敗れ、初日の取組で左足を痛めた豪栄道は今日から休場です。

 さらに、先場所優勝し、大関昇進を狙う関脇・御嶽海は小結・北勝富士に突き落とされ、1勝1敗。2度目の大関返り咲きを目指す関脇・栃ノ心は東前頭2枚目・妙義龍に引き落としで敗れて2連敗と、早くも大関復帰へ暗雲が漂ってきました。残り13日を10勝3敗で乗り切るのは、今の栃ノ心にとってかなり厳しいように見えます。

 ということで、初日から2連勝した力士の中で最高位は、西小結の朝乃山。続くのが西前頭2枚目の明生となります。2日目にして関脇より上に全勝力士がいない。これはなかなかの展開ですねえ。少し気が早いのですが、意外な力士が令和元年最後の賜杯を手にするかもしれませんね。

 そしてなんといっても今日は世界野球プレミア12、スーパーラウンドの日本×オーストラリア戦でしょう。ワタシも仕事の合間にネットでチェックを入れていました。0-2とリードを許した日本はから4回裏、4番・鈴木誠也(広島)の3試合連続本塁打で1点を返しますが、その後はチャンスを生かせず、1-2のまま、7回裏に突入します。ワタシはここで職場のテレビの前へ向かいました。

 この回先頭の5番・吉田正尚オリックス)がショートの頭上を越える安打で出塁すると、稲葉篤紀監督は代走に“切り札”周東佑京(ソフトバンク)を送り込みます。テレビの音は消していたのであくまで予想ですが、大歓声が起きたはずです。ワタシもワクワクしました。実際、このあとの周東は、まるでマンガのようでした🏃🏃🏃

 周東は6番・浅村栄斗(楽天)の打席で3度の牽制をかいくぐり、カウント2-2からの5球目にスタートを切って二盗に成功。浅村は空振り三振で、続く7番・松田宣浩ソフトバンク)も空振り三振で2死となりましたが、8番・源田壮亮(西武)の打席の3球目に今度は三盗を決めます。“侍フェラーリ”の異名どおり、圧巻のスピードでしたね。これで無得点に終わるとダメージがでかいな、と思った直後、源田は次の球でセーフティーバントを敢行します。スタートを切った周東は、捕球した投手ウィルキンズのタッチを交わして左手でホームイン! 

 いやあ~見ていて痛快でした。コーフンしました。警戒される中で二盗、三盗を決め、2死からのバントで生還。走りでこんなに魅せてくれるとは。周東の快足で2-2の同点に追いついた侍ジャパンは8回裏、2死満塁から浅村が押し出し四球を選び、3-2と勝ち越します。9回表は日本の5番手・守護神の山崎康晃(DeNA)がオーストラリア打線を3者凡退に抑えて試合終了。スーパーラウンド白星発進を決めました。

 何日か前、ワタシはプレミア12にハマっていない、と書きましたが、撤回します。今日の周東の走りにはしびれました。残り試合もできるだけ見るつもりです。これで歯の痛みが完全に消えたら万々歳なんですけどね。

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職場のテレビ画面から撮影した周東の同点ホームインの瞬間に、文字をかぶせました。火曜日のスポーツ紙の1面は各紙とも周東で決まりでしょうね。周東は1996(平成8)年2月10日、群馬県生まれの23歳。背番号はソフトバンク侍ジャパンとも23です。