散髪は年1回。

雑記です。

白鵬、抜け出す。

 本場所開催中はどうしても大相撲ネタが多くなりますね。十一月場所は今日(11/21)が12日目。優勝争いに絡む5人(前日まで1敗の白鵬、2敗の朝乃山、3敗の貴景勝、正代、輝)は明暗を分ける結果となりました。ワタシは仕事の合間、時間いっぱいになるのを見計らって職場のテレビの前に向かい、5人すべての取組を見ました。

 まず、西前頭13枚目・輝は東前頭11枚目・石浦にいいところなく敗れて4敗目。身長で17センチ、体重で53キロ上回る体格差をまったく活かせませんでした。その2番後、西前頭10枚目・正代は東前頭15枚目・大翔丸に完勝。3敗をキープしました。正代は自信がみなぎっているように見えましたね。

 ところが、2敗の西小結・朝乃山は先場所優勝の東関脇・御嶽海に寄り切られて3敗に後退。大関とりがふりだしに戻った御嶽海は6勝6敗です。まあ御嶽海も勝ち越しへ向けて必死ですわな。

 そして大関貴景勝は西前頭5枚目・竜電に突き落とされてこちらも4敗目。白鵬との対戦を残しているだけにもったいなかったですね。

 結びの一番では白鵬は西小結・遠藤と対戦。正直、遠藤が勝てるとは思っていませんでした。一度待ったのあとの立ち合い。予想どおり、白鵬は強烈なかち上げを見せます。その後も右と左で張って遠藤をはたきこみ、わずか2秒6で“KO勝ち”しました。役者が違いすぎでした。

 これで13日目に3敗の正代と朝乃山が負けて白鵬が勝つと、白鵬の自己最速に並ぶ優勝が決まります。日本国籍を取得して初、通算では史上最多を更新する4場所ぶり43回目。恐るべき数字ですね。その13日目、正代は炎鵬(西前頭6枚目)と、朝乃山は琴勇輝(西前頭4枚目)と、白鵬は阿炎(東小結)と対戦。ワタシとしては、前日も書いたように、正代の初優勝を願ってやみません。波乱の展開を期待しましょう☆

f:id:baribon25:20191122031215j:plain

白鵬-遠藤の取組は白鵬の圧勝でした。立ち合いすぐ、白鵬の右肘が遠藤にヒット。これは効きますね。遠藤はたまったもんじゃなかったはず。白鵬のなりふりかまわず勝ちにいくところは良くも悪くもさすがです。現在34歳の白鵬は来年の東京オリンピックまでは現役を続けることを目標として掲げていましたが、さらに延ばしたい意向のようです。