散髪は年1回。

雑記です。

2019プロ野球MVP決まる。

 寒い一日でした。さすがのワタシもまったく汗をかくことなし。体調を崩さないようにしないといけませんね。

 さて。今日(11/26)、都内のホテルで「NPBアワーズ2019」が開催されました。日本プロ野球の年間表彰式です。MVPはセントラル・リーグ坂本勇人(巨人)、パシフィック・リーグ森友哉(西武)がともに初受賞。文句なしの選出といっていいでしょう。

 今季、2人の打撃成績は抜群です。坂本は全143試合に出場、555打数173安打の打率3割1分2厘、103得点、40本塁打、94打点。森は135試合に出場して492打数162安打の打率3割2分9厘、96得点、23本塁打、105打点。記録&データ好きのワタシとしても、異論は全くありません。

 坂本のポジションは遊撃手です。遊撃手のMVPは1986年の石毛宏典(西武)、1998年の松井稼頭央(西武)に続いて3人目で、セ・リーグでは初となります。一方の森は捕手。捕手のMVPは2012(平成24)年阿部慎之助(巨人)以来8人、13人目で、パ・リーグでは1961、63、65、66、73年の5度受賞した野村克也(南海)、2003年の城島健司ダイエー)以来、16年ぶり3人目の快挙でした。

 記録好きとしては、今後の坂本からも目が離せません。現在、通算1884安打で2000安打まで残り116本。坂本は1988(昭和63)年12月14日生まれなので、31歳で来季の開幕を迎えることになり、榎本喜八の持つ31歳7ヶ月という史上最年少記録の更新が期待されるのです。

 2019年、坂本のシーズン116本目の安打は7月30日、チーム93試合目でした。来季は東京オリンピックの開催期間中、プロ野球のレギュラーシーズンが中断されるため、開幕が早まります。2020年の巨人の93試合目は、日程が順当に消化されるとしたら7月11日。坂本がこの日までに2000安打を達成すれば、わずかながら榎本の記録を上回ることになるわけです。

 そして、坂本にはさらに偉大な記録を狙う資格があります。それは、張本勲に次ぐ日本プロ野球史上2人目の通算3000安打。坂本は実働13年で1884安打、年平均約145安打ですから、このペースでいけば8年後には3000安打に到達します。8年後の坂本は38歳。可能性は十分です。そのためには、MLBにいかず、日本球界にとどまる必要があります。坂本はどんな道を歩むでしょうか。

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坂本は八戸学院光星(青森)、森は大阪桐蔭の出身。ともに高卒でプロ入りしました。そういえば大谷翔平イチロー松井秀喜清原和博、古くは王貞治張本勲野村克也川上哲治ら、インパクトを与える活躍をしたバッターはみんな高卒ですね。大卒で彼らに匹敵するのは、長嶋茂雄さんぐらい。やっぱり長嶋さんは偉大です。