散髪は年1回。

雑記です。

ルー・ブロック死去。

 なんとか終電は避けられたものの、帰宅は深夜1時半。予想どおり、今日(9/8)も仕事が忙しく、ハードな一日でした。また日本プロ野球でいろいろと書きたいネタ(巨人・菅野が開幕から無傷の10連勝、西武・高橋光成が惜しくもノーヒットノーランを逃す、オリックス吉田正尚の連続試合安打が24でストップ、etc.)があったのですが、かなり疲れているのでまた別のテーマでいきます。

 メジャーリーグで8度の盗塁王に輝き、歴代2位の通算938盗塁を記録した元カージナルスルー・ブロックが9月6日に死去しました。享年81歳。先日の殿堂入り投手トム・シーバー(こちら)に続くレジェンドの訃報で、メジャーリーグファンとしてはしんみりしてしまいます。

 ブロックは1961年にカブスでデビューし、1964年のシーズン途中にカージナルスに移籍。1974年には当時のシーズン最多記録となる118盗塁をマークしました。3度出場したワールドシリーズでは通算打率3割9分1厘(21試合・87打数34安打・14盗塁)と大舞台に強く、カージナルス2度の〝世界一〟に大きく貢献しています。1985年、資格取得1年目で殿堂入り。ワタシはリアルタイムで彼のプレイを見たことはありませんが、12年連続50盗塁以上、投手優位の時代にシーズン200安打を4回、現役最終年に打率3割など、記録好きとしては大いに興味をそそられるプレイヤーでした。合掌。

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ワタシは中学生のとき、読書感想文の題材に『ルー・ブロック自伝』を選び、かなりマニアックに書いた記憶があります。担当の先生(女性)の評価は「全く知らない選手ですが、すごい選手だということはわかりました」だったような。帰宅後に書棚から引っ張りだし、改めてざっと見てみました。びっくりしたのは、なんと現役中に書かれたものだったということ。第十二章のタイトルは「3000本安の達成が目標」でした。その言葉どおり、ブロックは本書が出た2年後の1979年、現役最終年に見事、史上14人目の3000本安打を達成しました。