散髪は年1回。

雑記です。

古本まつり。

 しっかりとマスクをして、万歩計も忘れることなくポケットに入れて、某百貨店で開催中の“古本まつり”に行ってきました。活字人間のワタシは古書店めぐりが趣味のひとつです。やっぱりワクワクしますね。

 会場には午後2時過ぎに到着。思ったより広くはなかったですね。そんな中、すべてをじっくりと見て回り、出たのは約3時間半後の午後5時半過ぎでした。手に入れたい本は何冊かありました。ただし、けっこうな値段がついているので、即購入、というわけにはいきません。

 例えば、ワタシが子どものころに夢中になった『怪獣ウルトラ図鑑』(秋田書店)。手にとって見てみると、裏面に名前が大きく書いてあり、中面にもかなりの書き込みがあるにもかかわらず、6500円の値がついていました。さすがに手が出ませんね。この本はワタシも確実に持っていた記憶がありますが、さすがに捨ててしまいました。今となっては悔やまれます。

 目立って展示されていた『へんたい学入門』(第二書房)にも興味があったので、ザっと立ち読みし、値段によっては買おう、と思って見てみたら、こちらはなんと1万円を超えていました。発行は1970(昭和45)年で、当時の定価は恐らく400円台だったような(おぼろげです)。50年が経過して、こんな値段がつくとは、著者も思っていなかったでしょうね。

 ほかにも、いくつか候補の本があり、買うか買うまいか迷っていたら、そのうちの1冊は誰かが買ったようで、いつのまにかなくなっていました。買ったのはどんな人かわかりませんが、ワタシと気が合うかもしれませんね。いろんなことを妄想してしまいます。

 自分が持っている本が何冊か並んでいて、いくらの値段がついているのかを見るのも楽しい作業でした。中には1万円超えの書籍がありました。ワタシもそれなりに価値のある本を所有している、ということでニンマリです。

 結局、今日のワタシは何も購入せず。が、有意義な時間でした。古本めぐり、やはり欠かせません☆

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写真中央上にあるのが本文でふれた『へんたい学入門』です。著者は秋山正美という方。これ以外にも多数の著書があります。