散髪は年1回。

雑記です。

後ろ向きで走って行きました。

 新型肺炎コロナウィルスの感染拡大は、さまざまなところに影響を及ぼしています。今朝のスポーツ紙の各紙1面は、「3月1日(日)の東京マラソンを一般ランナー抜きで実施することを発表」でした。しかも、規約に基づき、出場予定だったランナーが支払った参加料(日本国内からは1万6200円)の返金はされない、とのこと。今年は約3万8000人が参加だったといいますから、ざっと計算しても6億円以上となります。この金額を返さないというのはどうなんでしょう。素人考えでは、返却してしかるべきと思ってしまいます。

 記事には、来年の大会には参加料を支払えば、出場は確約される、とありました。とはいえ、定員数に大幅増はない予定で、来年の競争率が大幅に上がるのは確実のようです。東京マラソンにはワタシも毎年応募していますが、これまで一度も当選したことがありません。来年も難しそうな感じになっちゃいましたね。

 さて。また出勤途中のことです。職場のある最寄り駅で降りて、歩いてたら、前方をワタシより若いと思われる男性が歩いていました。彼はそんなに早歩きではなかったので、すぐに抜けるな、と思いつつ、あと5メートルぐらいの距離まで近づいたら……彼はいきなりこちらを向いたのです。ワタシはスニーカーなので歩く音はほぼしませんから、近づいた感覚はなかったはず。ということは、彼にとっては予定どおりの行動だったのでしょう。ワタシと目と目が合った気がしましたが、彼はサングラスをかけていたのでそのあたりはビミョーです。

 なんなんだ!? と思った瞬間、彼はそのまま後ろ向きに走り出しました。ビックリしましたね。何度か後ろを振り返りながら、彼はかなりの距離を走っていきました。人通りの少ない道なので、誰かとぶつかる心配もなし。彼はそれを計算の上で、こんなことをいつもやっているんでしょうか。実際、あれだけの距離を後ろ向きに走るのは、いきなりじゃムリな気がします。ということは、また遭遇する可能性があるということ。次に見かけたら、写真に撮りたいところです📱

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いま、「ランニング 後ろ向き」で検索したら、後ろ向きに走ることを「レトロランニング」と言うようです。英語で後退を意味するレトロ(retro)とランニング(running)を掛け合わせた言葉で、なんと世界選手権も開催されている、とありました。ワタシが今日出会った彼は、やはり本格的にやっている人なのかもしれませんね。