散髪は年1回。

雑記です。

異例づくめの三月場所が開幕。

 新型コロナウイルスの影響で史上初の“無観客場所”となった大相撲三月場所が3月8日に開幕しました。ワタシは途中からテレビ観戦。やはり違和感はありましたね。見ていて淋しくなってしまいました。

 初日、ワタシが楽しみにしていたのは、先場所幕尻優勝を果たした西前頭2枚目・德勝龍と、その德勝龍と最後まで優勝を争った西関脇・正代の一番です。結果は正代が押し出しで完勝。“たられば”ですが、先場所に正代が今日のような相撲をとっていたら……と遠い目になってしまいました。2人とも、先場所から大きく番付を上げた今場所は上位陣と当たることが多くなるため、苦戦は必至でしょうが、最後まで盛り上げてほしいところです。

 このほか、上位陣は安泰でした。今場所に大関とりがかかる東関脇・朝乃山は東前頭2枚目・隠岐の海を寄り切りで下して白星発進。ワタシは朝乃山に、なんとしても今場所で大関の座をつかんでほしいと思います。というのも、白鵬鶴竜の両横綱が30代中盤で、現時点で唯一の大関貴景勝もケガがちとあって、朝乃山が今回のチャンスを逃すと、近い将来、横綱大関がいなくなってしまうのでは、と危惧しているのです。杞憂に終わるといいんですけど。

 残り14日。無観客が力士たちにどんな影響を与えるのか、初のケースだけに予想がつきません。今場所は誰が優勝してもおかしくない、といっていいでしょう。

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中には無観客だと燃えない、という力士がいるかもしれませんね。競技は違いますが、例えば長嶋さんがいま現役で、プロ野球無観客試合でいくことになったら、とてもふだんの力を発揮することができなかったのではと思ってしまいます。観客の存在は、ほとんどのプレイヤーに大きな力を与えている、ということなんでしょうね。