散髪は年1回。

雑記です。

大相撲七月場所千秋楽、巴戦に期待!

 かつて8月に大相撲の本場所が行われたことはあったんでしょうか。今年が最初で最後になる可能性が高そうですね。

 今日8月1日、大相撲七月場所は14日目。1敗で単独トップに立つ東前頭17枚目・照ノ富士が3敗の東関脇・正代に勝ち、2敗の新大関・朝乃山が東前頭7枚目・照強に敗れれば、照ノ富士の30場所ぶり2回目の優勝が決まる状況でした。

 自宅でテレビ観戦していたワタシは、ひいき力士の正代が照ノ富士に勝つことを願っていましたが、恥ずかしながらそうはならないだろう、とも思っていました。その予感は見事に外れました。正代は立ち合い、もろ差し。左上手を許しても前に出て、絶妙な引き技で照ノ富士のバランスを崩すと、再びもろ差し、最後は土俵下に吹っ飛ばしました。直後、正代は右こぶしを振り上げたように見えましたね。

 いやあ~コーフンしました。とりあえず、これで今日の優勝決定はなし。あとは結びの一番で朝乃山が照強に勝てば、2敗で並ぶことになります。が、そうはなりませんでした。照強は立ち合いすぐに潜って朝乃山の左足をとると、一気になぎ倒しました。照強のドヤ顔がよかったですね。これで照ノ富士は再び単独トップ。照強は照ノ富士と同じ伊勢ケ濱部屋の力士です。直後のインタビューで「援護射撃したと言って(照ノ富士に)優勝してほしいですね」と話したように、兄弟子のためにかなり気合いが入っていたようです。

 今日の取組の結果、優勝の可能性を残すのは2敗の照ノ富士、朝乃山、3敗の正代、西関脇・御嶽海の4人に絞られました。千秋楽は照ノ富士-御嶽海(過去照ノ富士の4勝3敗)、朝乃山-正代(過去3勝3敗)が組まれています。照ノ富士が勝てばその時点で照ノ富士が優勝が決定。御嶽海が勝った場合は、照ノ富士、御嶽海、朝乃山-正代の勝者の3人による優勝決定戦の巴戦になります。

 巴戦が実現すれば、幕内では1994(平成6)年三月場所(曙、貴ノ浪貴闘力の3人で曙が優勝)以来、26年ぶり7度目(ほかに5人による決定戦が1度あり)。こうなったらぜひ実現してほしいですね。4人のうち、最もドラマティックな優勝になりそうなのは照ノ富士で、続いて新大関優勝となる朝乃山、といったところでしょうが、ワタシは〝13日目終了時点で2差から初の逆転劇〟となる正代の初Vを願って、今夜(というかもう早朝ですが)は寝ます。

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2年前、家人の知り合いが大相撲の地方巡業を見に行って、我が家のためにもらってきてくれた正代のサインです。その節はありがとうございました。